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F1 Topic:ホンダ、レッドブルと日曜日にも再び会談。ルノーからの期限は5月13日

2018年05月01日 10:11  AUTOSPORT web

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クリスチャン・ホーナー代表、マルコ博士と話をするシリル・アビデブール
アゼルバイジャンGP2日目の土曜日に、2019年のパワーユニット供給へ向けた交渉を開始したホンダとレッドブル。 

 翌日の日曜日には、レース開始前のスターティンググリッド上で、現在レッドブルにパワーユニットを供給しているルノーのシリル・アビデブール(マネジングディレクター)が、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表とマルコ博士に対して、「2019年にルノーからPUの供給を受けたければ、5月13日まで態度を決めるように」と事実上の最後通告を受けていたことがわかった。

 関係者によると、ホンダとレッドブルは初会談となった翌日の日曜日にも、レッドブルのレーシングアドバイザーを務めるヘルムート・マルコ博士が再びホンダのホスピタリティハウスを訪れ、山本雅史モータースポーツ部長と会談を持っていたことがわかった。

 会談の内容は明らかになっていないが、両者の認識に大きな違いはなく、概ね順調に進んだという。

 しかし、ここに来て2日連続で会談を行う背景には、PUマニュファクチャラーは次のシーズンにどのチームと提携するかをFIAに通知する期限である5月15日を、両者がかなり意識している可能性が高いことは明らか。

 さらに、レッドブルがルノーから最後通告を突きつけられたこともあり、今後ゴールデンウィーク期間中に、ホンダとレッドブルの交渉が一気に加速する可能性は高い。