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『寝ても覚めても』東出昌大&唐田えりか、初のカンヌ映画祭参加へ 東出「今もまだ実感がわきません」

2018年05月01日 06:02  リアルサウンド

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 9月1日に公開される映画『寝ても覚めても』で主演を務める東出昌大とヒロイン役の唐田えりかが、コンペティション部門に正式出品されることが決まっている第71回カンヌ国際映画祭に参加することが決定。あわせて2人のコメントと新場面写真が公開された。


参考:東出昌大と唐田えりかが路上でキス 濱口竜介監督最新作『寝ても覚めても』30秒予告公開


 『ハッピーアワー』の濱口竜介監督最新作となる本作は、芥川賞作家・柴崎友香の同名恋愛小説が原作。東京のカフェで働く朝子と、かつて朝子が運命的な恋に落ちた恋人・麦、そして朝子が新たに出会った麦に顔がそっくりな亮平との関係性を描き出す。主演の東出が、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・亮平と麦という一人二役に挑み、新星・唐田えりかがヒロイン・朝子を演じるほか、瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知、仲本工事、田中美佐子らが脇を固める。


 ともに初のカンヌ国際映画祭参加となる東出と唐田。東出は、「正式出品されると聞いた今もまだ実感がわきませんが、親愛なる濱口監督の映画が世界の舞台に上がることが心から嬉しい」と率直な思いを綴りながら、「『やっぱりあの人すげぇな~』と呟きながら、濱口監督の魅力に世間より早く気付いていたことに少し鼻を高くしています」と自信のコメント。一方の唐田は「この作品が、世界に羽ばたいていくのを大事に見送りたいと思います」と思いを綴っている。


 新たに公開された場面写真では、そんな東出扮する亮平と唐田扮する朝子が、ともに未来を見つめるような仲睦まじい様子が切り取られている。


 第71回カンヌ国際映画祭は、5月8日より開催。『キャロル』のケイト・ブランシェットが審査員長を務める。


【東出昌大 コメント】
この映画に携わるスタッフ、キャストの間では、クランクイン以前から「この映画でカンヌに行きたいね」と合言葉のように言い続けていました。恥ずかしながらカンヌが何なのか分かっていませんでしたが、映画に人生の全てを捧げている濱口監督の背中を見ていると、「カンヌ」という言葉も不思議と違和感なく聞こえ、私自身も口にしていました。正式出品されると聞いた今もまだ実感がわきませんが、親愛なる濱口監督の映画が世界の舞台に上がることが心から嬉しいのと、「やっぱりあの人すげぇな~」と呟きながら、濱口監督の魅力に世間より早く気付いていたことに少し鼻を高くしています。


【唐田えりか コメント】
初のヒロイン、本格演技デビュー作でもあり、『寝ても覚めても』は私の“初”が沢山なのですが、まさか、初の映画祭でカンヌ国際映画祭に行けるとは…今もまだ嬉しくて興奮が収まりません。大好きな皆さんと参加できることもすごく楽しみです。この作品が、世界に羽ばたいていくのを大事に見送りたいと思います。


(リアルサウンド編集部)