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ミシェル・ファイファー、還暦を迎える

2018年04月30日 19:52  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ミシェル・ファイファーが60歳に!
映画『スカーフェイス』『デンジャラス・マインド/卒業の日まで』などで知られる米女優ミシェル・ファイファー。浮き沈みの激しいハリウッドでマイペースに女優業を続けてきたミシェルが29日、60歳の誕生日を迎えた。

『PEOPLE』誌が選ぶ、毎年恒例の「世界で最も美しい人たち」特集。その創刊号が発売されたのは今から28年前、1990年のこと。当時は「世界で最も美しい50人(50 Most Beautiful People In The World)」と呼ばれ、その栄えある表紙を飾ったのが、当時32歳の米女優ミシェル・ファイファーだった。

この快挙にはミシェル自身も非常に驚いたそうで、「当時の私は美容にはまったく無頓着だったわ。タバコも吸ってたし、食べたいものを食べて、顔なんて固形石鹸で洗ってたのよ」と明かす。

立て続けにヒット映画に出演し、アカデミー賞にも3度ノミネートされるなど名実ともにトップスターのミシェルだが、数年間ハリウッドの第一線から退いていた時期もあった。子供たちを優先し、撮影場所や期間を選り好みするようになった結果「誰も私を雇えなくなってしまった」と語る。しかし昨年のインタビューでは「I am an empty nester now.(子供たちはもう巣立ったわ)」と述べ、再び女優業への意欲を見せていたところだ。

ミシェルの変わらない美しさはハリウッドでも憧れの的。ブロンドで碧い瞳のミシェルは、まさにハリウッドが理想的と長年称えてきた“美の象徴”でもある。2014年は一切女優活動をしていなかったミシェルだが、人気シンガー、ブルーノ・マーズが大ヒット曲『アップタウン・ファンク』の中で彼女の実名を歌詞に取り入れたことから再び注目を集めるようになったほどだ。ミシェルは後に自身の名前がヒット曲に使われるのは光栄なことだと述べるも、ジムでエクササイズのクラスに参加している最中にこの曲が流れると「なんとも気まずい気持ちになるのも確かね」と明かしている。

1993年に結婚したTVプロデューサー、デヴィッド・E.・ケリー氏との結婚生活も順調なミシェルは、「まだまだやるべきこと、語るべきことがたくさんあるわ。引退なんて考えられないわね」と女優として邁進する意欲をのぞかせている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)