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WRC:トヨタ今季初優勝に豊田社長が喜び。「WRCでクルマが鍛えられていることを頼もしく思う」

2018年04月30日 12:11  AUTOSPORT web

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WRC第5戦アルゼンチンを制したTOYOTA GAZOO Racing WRT
4月26~29日に行われたWRC世界ラリー選手権第5戦アルゼンチンを制したTOYOTA GAZOO Racing WRT。この結果を受けて2017年の第9戦フィンランド以来の栄冠を手にしたチームの総代表である豊田章男トヨタ自動車社長が祝福のコメントを発表した。

 ヤリ-マティ・ラトバラ、オット・タナク、エサペッカ・ラッピの3名を起用し、3台のトヨタ・ヤリスWRCでシーズンを戦っているトヨタ陣営。迎えた第5戦は南米アルゼンチンのグラベル(未舗装路)を舞台に争われる1戦。

 昨年までMスポーツに所属し、今季からトヨタに加わったタナクはSS5で総合首位に浮上すると独走態勢を構築。最終的に37.7秒の大量リードでチームに今季初優勝をもたらした。

 この結果を受けて豊田社長が「日本から見て地球の反対側となるアルゼンチンからタナック選手のヤリスでの初優勝のニュースが届いたこと大変嬉しく思います」とのコメントを発表している。

 豊田社長のコメント全文は以下のとおり。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

「日本から見て地球の反対側となるアルゼンチンからタナック選手のヤリスでの初優勝のニュースが届いたこと大変嬉しく思います。タナック選手、ヤリスでの初優勝おめでとう、ありがとう! そして、応援いただいたファンの皆様、本当にありがとうございました」

「昨年のラリー・アルゼンティーナで、我々のヤリスはその荒い路面に徹底的に傷めつけられました。しかしチームメンバーはそこから学び、改善し、今年は表彰台の頂点に立てるまでのクルマを作りあげてくれました」

「今回は残念ながらリタイアしてしまったラトバラ選手も、タナック選手に匹敵するペースで走り『ヤリスは本当に速かった』という心強いコメントをしてくれました。8位で走りきったラッピ選手も初のラリー・アルゼンティーナで、数多くのことを学べたと頼もしいコメントを残してくれています。WRCの道の上で、全てのチームメンバーが成長を続けクルマが鍛えられていること、本当に頼もしく思います」

「2年目のシーズンはこれから中盤戦に入ります。今後もファンの皆様に嬉しいニュースをお届けできるよう、我々TOYOTA GAZOO Racing WRTは全力で走り続けます」

「引き続き、応援よろしくお願いいたします」