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まるでマジックリング! 楽器を演奏しながら音にエフェクトを加えられる「Neova」

2018年04月29日 17:02  Techable

Techable

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最近のキーボードはスイッチやボタンで音の種類やモードを選ぶことができ、演奏に幅を持たせられる。そこに振動やうねりを加えられたらもっと楽しいかも。

そうした発想で開発されたミュージシャン向けのMIDIコントローラーが「Neova」。なんと、指にはめるリングタイプで、演奏しながらハンドジェスチャーで操作できる。
・主要なDAWに対応
Neovaを使うには、専用ハブをMIDI機器やPCにつなげる。すると、NeovaはMIDIコントローラーとして認識され、Neovaの動きがハブを経由してコンピューターに送られる仕組みだ。

「Albeton」「Logic Pro」といったメジャーなデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)のほとんどに対応する。
・センサー9つ内蔵
Neovaは右手の人差し指にはめて使う。計9つのセンサーが内蔵され、「Vibrato」「Bend」「Tilt」「Wave」「Roll」の5つの動きで音にエフェクトを加えられる。

たとえば、リングをはめた手を細かく振動させることで、音にビブラートを加えられる。演奏者は難しい操作なしにプラスアルファの表現ができるわけだ。
・日本への発送も
リングは23×17×13ミリとやや大きめの指輪といったサイズで、当然のことながら演奏の邪魔にならないよう設計されている。

現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開中。すでに目標額を大幅に超える額を集め、今なら210ユーロ(約2万8000円)の出資で入手できる。

日本へは送料15ユーロ(約2000円)で発送してくれるので、オリジナルのサウンドを追求している人はチェックしてみてはいかが。出資期限は5月17日で、順調にいけば来年3月の出荷となる。

Neova/Kickstarter