2018年F1アゼルバイジャンGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは17番手だった。
ガスリーはQ1最後のアタックで、タイヤがパンクしてスロー走行中のブレンドン・ハートレーに引っ掛かり、ぎりぎりで接触を避けた。しかしその影響でタイム更新ができずに終わった。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ピエール・ガスリー 予選=17番手
今日のアクシデントは今までレースをしてきた中で一番怖い瞬間だった。時速320kmに達する場所だったから、ブレンドンを避けきれずにクラッシュしてしまうかと思った。
ブレンドンが急激にスピードを落としたのを見て、避けようとしたが、彼が左に行くのか右に行くのか分からなかった。なんとか避けることができてよかった。
Q2に進出できず、とても残念だ。2回目のアタックでは0.6~7秒ほどタイムを詰めながら走行していたので、Q2進出は可能だった。中国GPではきつい週末を過ごしたから、Q2に進めたらうれしかったんだけどね。
チームとして残念な予選結果となってしまったが、クラッシュを回避できたのはよかった。誰もこんな事故を望んでなどいないのに、チームメイト同士で絡んでしまうのは2回目だから、こういう状況を避けるため、対策する必要があると思う。