2018年F1アゼルバイジャンGPの土曜予選で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは19番手にあたるタイムを出し、これはQ1最速タイムから107パーセント以内に入っていないものの、スチュワードから決勝出場の許可を得られた。
ハートレーはQ1最初のランで2箇所にイエローフラッグが出ていたためにアタックを断念、2回目のランにすべてを賭けたが、バリアに軽く接触してタイヤがパンクし、スローダウンを強いられた。ターン15手前でアタック中のピエール・ガスリーが低速走行中のハートレーに追いつき、ニアミスが起きたものの、接触は回避された。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 予選=107パーセントタイムに達せず
最悪の一日だった。Q1での最初のアタックラップをイエローフラッグで中断せざるを得なかったため、ちゃんとしたタイムを出せていない状況だった。でも(Q1終盤での)アタックラップはとてもうまくいっていて、マシンの状態にも満足していた。ところがウォールに軽く接触してしまった。最初はマシンに損傷はないと思っていたのでプッシュし続けたが、高速の左コーナーを走行中にタイヤがパンクしていることに気付いた。それで、壁への激突を避けるためにすぐにスピードを落とさなければならなかった。
ただ、そのすぐ後ろをピエールが速いペースで追いついてきていたので、これは完全に僕の判断ミスだった。ミラーを見て左側へ避けようとしたが、彼も同じ方向に行こうとした。
完全に僕のミスだ。こんなことになってとてもがっかりしているし、ピエールに謝らなければならない。
あんな風に立ち塞がる形になり、大きな事故を引き起こすところだった。彼に心から謝罪する。こういうことになってがっかりしている。いい一日ではなかった。
あっという間の出来事だった。(ライン上から)外れるということをもっと意識すべきだった。僕に責任がある。