映画『Buena Vista Social Club: Adios』が『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』の邦題で7月20日から東京・日比谷のTOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
同作は『第72回アカデミー賞』長編ドキュメンタリー賞ノミネート作品で、1999年に全米公開、日本で2000年に公開された『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の続編。ギタリストのライ・クーダーがキューバを旅をした際に、92歳のギタリストを筆頭に地元の老ミュージシャンを集めてビッグバンドのブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブを結成。1997年に発表したバンドと同名のアルバムは900万枚の売り上げを記録した。
それらの活動を収めた前作から18年後を追った続編『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス』では、グループで行なうステージでの活動に終止符を打つと決めたブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブによる世界ツアー『アディオス』の様子を捉えている。製作総指揮には、前作で監督を務めたヴィム・ヴェンダースが名を連ねている。
また、発表とあわせて日本版ポスタービジュアルも公開。前作のポスターを思わせるデザインで、カラフルな車とバンドでギターとボーカルを務めたエリアデス・オチョアの後ろ姿が写し出され、「18年の愛をこめて。」というキャッチコピーが確認できる。