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「この屋敷は今も実在する」という“警告”も 『ウィンチェスターハウス』予告編&ポスター公開

2018年04月27日 18:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 『ジグソウ:ソウ・レガシー』のマイケル&ピーター・スピエリッグ監督最新作『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』より、予告編とポスタービジュアルが公開された。


参考:動画はこちら


 本作は、カリフォルニア州サンノゼに実在する“ウィンチェスター・ミステリーハウス”を舞台としたホラー映画。娘と夫を突然の病気で次々と亡くした未亡人サラ・ウィンチェスターは、ウィンチェスター銃によって命を落とした人々の亡霊から逃れるため、一族の膨大な財産をつぎ込み、365日24時間、妄信的に屋敷の増改築を繰り返していた。サラの精神鑑定のために“ウィンチェスターハウス”に送り込まれた精神科医のエリックは、屋敷の中に厳重に閉じられた禍々しい部屋があることを発見する。“ウィンチェスターハウス”に巣くう亡霊の正体とは。


 今回公開されたポスタービジュアルは、ヘレン・ミレン演じる屋敷の主人サラ・ウィンチェスターの周りをぐるりと取り囲むつぎはぎだらけの奇怪な屋敷“ウィンチェスターハウス”が、まるで訪れる者を飲み込むかのような存在感で表現され、謎に包まれた屋敷をよりミステリアスに写す。明かりを灯す黒衣の未亡人がこちらを見据え「増築し続けないと、死ぬ。」というキャッチコピーとともに不安を煽り、薄暗い中に複雑な構造をのぞかせる屋敷での恐怖を予感させる。


 あわせて公開された予告編では、“ウィンチェスターハウス”の所在地が記され、背景には度重なる増改築により、大小さまざまな大きさや形の屋根が重なる屋敷の全貌が映し出される。その屋敷の奇怪な構造や、24時間365日、昼夜を問わず続けられる工事の様子は観る者の興味を掻きたてる。そして漆黒のヴェールからミレン演じるサラ・ウィンチェスターが姿を現し、「『彼ら』を閉じ込めるためにこの屋敷を立てたのだ」と、この屋敷の秘密を告げる。予告編の後半では「何かがいる」というフレーズが登場人物たちの恐怖に染まる表情と交錯し、次々と迫りくる“何か”が、瞬きもできないほどの恐怖を煽りながらエリックら屋敷の住人を追いつめ、夫人を孤立させようとするかのように、部屋のドアが閉ざされる。冷たい声で、「この屋敷が今も実在する」と恐ろしい事実が警告される。(リアルサウンド編集部)