味噌やコーヒ豆などの廃棄物を染料化、豊島が独自技術でTシャツとバッグを製作

廃棄予定の野菜や食材を染料として活用するプロジェクトブランド「フードテキスタイル（FOOD TEXTILE）」が、雑貨ショップ「オンセブンデイズ（ON SEVEN DAYS）」とコラボレーションした新商品を5月3日に発売する。オンセブンデイズの全14店舗で取り扱う。

　フードテキスタイルは繊維専門商社の豊島が手掛けており、食べ物の色を染料化する独自の技術を用いて、食料廃棄などのフードロス問題に取り組んでいる。今回のコラボではコーヒーショップ「タリーズコーヒー」の豆かすをはじめ、岐阜県の老舗油屋「山本佐太郎商店」のかりんとう製造過程で出る紫芋の端部分や、愛知県の飲食店「ぞうめし屋」の味噌を製造する過程で出た不溶物などを用いてTシャツ（3,200円）とバッグ（4,900円／いずれも税別）を製作した。
■FOOD TEXTILE：公式サイト