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バンドーン、アゼルバイジャンGPで自身の弱点であるスタートの克服を誓う

2018年04月27日 13:01  AUTOSPORT web

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アゼルバイジャンGP マクラーレン ストフェル・バンドーン
マクラーレンF1のストフェル・バンドーンは、今週末のアゼルバイジャンGPで良い結果を出したいと願っている。そのためにはいつも以上に良いスタートを切ることが条件となるだろう。 

 バンドーンは開幕戦のオーストラリアGP、第2戦のバーレーンGPをトップ10位内でフィニッシュしたが、第3戦の中国GPではスタートをしくじった結果、ワンストップ作戦の効果が出ず、更にはマシンのフロアにダメージを負い苦戦した。

「バクー市街地サーキットはかなりタフだけど楽しめるコースでもある。それにドライバーにとってかなり能力が試されるところだ」と26歳のバンドーンは語った。

「市街地サーキットという文字通り、歴史的な旧市街の中心を通ってドライブすることが、昨年はとてもクールな経験だった。狭い道でのオーバーテイクはトリッキーだしね」

「そうは言っても、昨年はマシンが数珠繋ぎになるようなレースではなかった。今年はこのコースで起きるあらゆる出来事をうまく活用していきたい」

「昨年は実質的なオーバーテイクのチャンスが、長いストレートの最後だけだったから厳しかった。僕たちにとってまたトリッキーなレースになるだろうけど、今年のマシンで何が可能なのか見てみるよ」

 2018年シーズン開幕以来、基本的にマクラーレンのレースペースは、予選でのスピードより速くなっている。しかしそれはドライバーが、グリッドから完璧なスタートを切ることが前提になっている。

「正しい戦略を組み立てることと同じように、僕にとっては日曜日のスタートが極めて重要になるだろう」とバンドーンはスタートが弱点であることを認めている。

「これまでの何戦かではいいスタートができなかったし、バクーではオーバーテイクが難しいことを考えると、スタート位置を極力上げる必要がある」

「中国では激しく戦ったけれど、フロアにダメージを受けてしまい、プッシュするのがとても難しくなってしまったからね。だからここでは中団グループの中でタイトなバトルをすることと、レースでできるだけ順位を上げることを楽しみにしているよ」