展覧会『SNS展 #もしもSNSがなかったら』が5月19日から東京・秋葉原の3331 Arts Chiyodaで開催される。
株式会社CINRAがLINEモバイルの特別協賛のもとで開催する同展は、SNSが普及した現代において改めて「SNSがある世界」「SNSがない世界」について考察する展覧会。様々なジャンルで活動する人々が「#もしもSNSがなかったら」をテーマにオリジナル作品を制作する。
会場では女優、創作あーちすととして活動するのんによる作品や、「ゆうこす」こと菅本裕子がフォロワーの声を集めて作った作品、小山健による描き下ろし漫画の原画、能町みね子が毎年自身のTwitterで行なっている「NFK~能町ファン感謝祭~好きな男ランキング」をテーマにした作品、燃え殻による映像と音声を使ったインスタレーション、写真家・濱田英明による写真を用いたインスタレーションなど、6人のアーティストが新たに作品を発表。
展覧会に先駆けてInstagramとTwitterで「#もしもSNSがなかったら」のハッシュタグをつけて投稿された一般公募作品の中から、彼らがキュレーターとなって作品を選出。選ばれた作品は会場で紹介される。
またCINRAが運営するメディア「She is」が選んだ6人のアーティストもオリジナル作品を発表。最果タヒによる書き下ろしの詩や、展覧会のメインビジュアルを手掛けたたなかみさきによる描きおろしイラストをはじめ、『milieu』編集長の塩谷舞によるSNSの歴史を振り返る作品、UMMMI.が手掛ける「Instagramのストーリーを使って連絡を取る、実在する遠距離恋愛の恋人たち」をテーマにした映像作品、藤原麻里菜による「無駄づくり」作品、東佳苗(縷縷夢兎)による衣装とインスタレーションなどが展示される。
さらにInstagramとTwitter上での作品公募で集まった2000を超える投稿の一部を用いたインスタレーション作品も展示予定だ。