7月4日にBlu-rayとDVDでリリースされる『ツイン・ピークス：リミテッド・イベント・シリーズ』。商品名からパッケージ仕様まで全てがデヴィッド・リンチの監修のもとで制作された。
数量限定生産となるBlu-rayボックスは約8時間におよぶ特典映像を含む8枚組。特典映像は、昨年7月にサンディエゴの『コミコン・インターナショナル』で行なわれた『ツイン・ピークス』のトークセッションを約61分にわたって完全収録した『コミコン2017』や、カイル・マクラクランとリンチが撮影初日に再会を喜ぶ様子も映したドキュメンタリー映像、「赤い部屋」の撮影現場を記録し、「逆言葉」の撮影秘話などが明かされる『リチャード・ベイマー（ベンジャミン・ホーン役）の作品集』、約5時間におよぶメイキングドキュメンタリーなどで構成される。
『インプレッションズ：「ツイン・ピークス」舞台裏の旅』と題されたメイキングドキュメンタリーには、シェリル・リー、シェリリン・フェンとリンチとのオフショットや、リンチがティム・ロスやジェームズ・ベルーシに電話で役どころを説明する姿、裕木奈江に演技指導をする様子、ナオミ・ワッツやカイル・マクラクランのオールアップ時の映像などを収録。9枚組となるDVDボックスには、Blu-rayに収録される特典映像の一部が収められる。
『ツイン・ピークス：リミテッド・イベント・シリーズ』は、『ツイン・ピークス』の約25年ぶりの新作として昨年に『ツイン・ピークス The Return』のタイトルで放送された作品。前作から25年後の世界を舞台に、異空間に飛ばされたFBI捜査官デイル・クーパーと、現実世界で殺人を繰り返すもう1人のクーパー・Mr.C、奇妙な行動をとるダギー・ジョーンズらを巡る物語が描かれる。
なお同作のレンタル版ジャケットはBlu-rayボックス、DVDボックスの全世界統一ジャケットと異なる日本オリジナルのデザイン。リンチはレンタル版ジャケットについて「とても美しい！」と賛辞を贈っているという。
