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アジーリア・バンクス 「キム・カーダシアンは絶対に大統領夫人になれない」

2018年04月27日 10:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

こんな大統領夫人はいかが?(画像は『Kim Kardashian West 2018年4月24日付Instagram「It’s so inspiring to see all Armenians united in peaceful protests making a difference.」』のスクリーンショット)
『2015 MTV Video Music Awards(MTV VMA)』で「Michael Jackson Video Vanguard Award」なる賞を獲得したカニエ・ウェストは、スピーチの締めになんと「2020年に大統領選に出馬するぜ!」と断言。カニエ流のジョークかと思いきや、その後も「俺は政治なんて大嫌い」「でもクリエイティブな人間が政権を握るべき」など珍言を繰り返し、「意外にも本気で出馬を考えているもようだ」と伝えられた。そんな夫を持つキム・カーダシアンは当時、「彼は真剣だと思う」「何かをやるべき時は、最善を尽くす人だから」「あの出馬宣言の後、彼が色々な話をするのを聞いたけどとても興味深いの」と語っていた。そのカニエがこのほどTwitterに「2024」と書き込んだことから、「2024年に政界への進出を目指す予定か」との声が噴出。さらにカニエ本人が米芸能メディア『TMZ』の創立者(Harvey Levin)を名指しし「俺は君の未来のプレジデントだ」などとツイートしたことで驚きの声があがったが、この一連の動きに‟あの女性ラッパー”が反応し火を噴いた。

「カニエ・ウェストは、やはり精神的に不安定なのではないか?」

そんな声がメディアからあがるなり、妻キム・カーダシアンは「そういう考え方の方が怖い」「カニエは何年も先をいく人物なのよ」などとツイートし夫を擁護したが、これにラッパーのアジーリア・バンクスが反応。インスタグラムで以下の内容を含む厳しいメッセージを書き込んでいる。

「キム、カニエは時代の先を行くような人じゃない。(彼が言っているようなことなら)私だって選挙期間中に全部言ったわ。そして私にはそう言う理由があったの。私は一度もトランプが善人だとは言っていないけれどね。彼が‟愛”に値する人だともね。」
「あなたの旦那が言っていることには知的な深みもない、まったくね。必要もない言葉にすぎず、雄弁でもないわ。」

さらにアジーリアは「白人社会に黒人夫を送り出す前に、きちんと本を読ませてほしいものだわ」とキムに‟アドバイス”し、キムがファーストレディになる可能性についても、以下のように持論を展開した。

「カニエは、絶対に大統領になんかなれるわけがない。そしてあなたがファーストレディになることも決してないでしょうね、諦めることよ。」

ちなみに政界に興味を示すセレブはカニエだけではなく、数々のスキャンダルで知られる女優リンジー・ローハンも2015年にSNSにて「2020年に、私は大統領選に出馬するかもしれない」と告白。さらに以下のような書き込みで世間を驚かせた。

「大統領として最初にやりたいことは、世界中の苦しむ子供達の世話をすることよ。エリザベス女王は、英国に私を受け入れることで、その方法を示してくださったわ。」

2020年にはリンジーが、そして2024年にはカニエも? これらが実現しアメリカが混乱状態にならぬよう、国内外の政治について深い専門知識を持つ人物が国のトップに就く日が訪れることを願っている人達は、決して少なくない。一方で俳優ジョージ・クルーニーなどには政界から政治家への転身を打診されるというが、ジョージ本人は「セレブってだけでは、大統領の仕事はできないのさ」「僕なんかよりずっと資質や能力のある人はたくさんいる」「僕は支える側にならなれるし、政策を考案するより上手にやれることなら、何でも手伝えるよ」と述べ、強い愛国心を明かしている。

画像は『Kim Kardashian West 2018年4月24日付Instagram「It’s so inspiring to see all Armenians united in peaceful protests making a difference.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)