4月22日にオーストラリアで行われたアジアロードレース選手権第2戦SS600クラス。その決勝レース2で日本人ライダーの伊藤勇樹(ヤマハ)が優勝した。
オーストラリアで初開催となったアジア選手権。今年出来上がったばかりのベンド・モータースポーツパークが会場となった。
伊藤は初日から好調でポールポジションを獲得。レース1もトップを快走していたものの、4周目に転倒を喫してしまう。これでレースは赤旗。9周で再開されるも、またしても転倒車が出て赤旗。これでレースはキャンセルとなり、レース自体がなかったことに。
翌日のレース2も伊藤がリード。しかし、またしても転倒車の影響で赤旗。8周で再スタート。カスマ・ダニエル・カスマユディン(ヤマハ)、ラタポン・ウィライロー(ヤマハ)と伊藤の順でヤマハ3台での首位争いで始まる。
伊藤は3周目に2番手浮上。翌周にカスマユディンがコースアウト。これで伊藤はトップに立ち、ウィライローを引き離して独走優勝を飾った。
また、今季からアジア選手権に参戦を開始した栗原佳祐(ホンダ)は4位フィニッシュ。羽田太河(ホンダ)は17位、小山知良(ホンダ)は転倒リタイアに終わった。