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『City Trial Japan 2018 in Osaka』が大阪の通天閣で開催。初代チャンピオンは小川友幸

2018年04月25日 17:11  AUTOSPORT web

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『City Trial Japan 2018 in Osaka』
4月21日、『City Trial Japan 2018 in Osaka』が大阪府の通天閣本通商店街で初開催され、MFJ全日本トライアル選手権シリーズチャンピオンの小川友幸が優勝した。

『City Trial Japan 2018 in Osaka』は街中で開催されたアジア初のバイクトライアルのコンテスト。バイク業界とトライアル業界を活性化させるためにトライアル国際A級スーパークラスのライダーである藤原慎也が企画し、初の開催となった。

 トライアルとは、高低差や傾斜が設定されたコースをいかにバイクに乗ったままで走り抜けることができるかを競う競技だ。ルールは足をつくと減点され、減点は最大3点。転倒、セクションコースアウト、タイムオーバーになれば、DNF(Do Not Finish)となり5点減点される。同点の場合はゴールしたタイムで勝敗が決まる。

 大会には国内で17名しかいない「国際A級スーパークラス」のライセンスを持つライダー15名が参戦。

 15名で争われた予選はセクション2とセクション3で行われ、勝ち残った6名のライダーが決勝進出を決めた。その後、敗者復活戦が行われ2名が決勝へ。8名で行われた決勝はセクション2、3、そこから折り返したセクション4、5で競われた。

 優勝したのはMFJ全日本トライアル選手権シリーズで5連覇を成し遂げているチャンピオンの小川友幸。予選、決勝の全セクションをノーミスでクリアし初代チャンピオンに輝いた。

 優勝した小川は「今回のように街の中にコンテスト会場を作り、その会場で僕たちがライディングしたことによって多くの一般の方々がトライアルバイクのことを知ってくれたのが良かったです。優勝したことよりも意味があったことだと思います」とコメント。

 大会が行われた通天閣本通商店街には2000人を超える観戦客が集まり大きな盛り上がりを見せた。