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現状からのステップアップを望むペレス、トップF1チームからの関心の薄さに当惑

2018年04月25日 15:11  AUTOSPORT web

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ペレスはトップチームからの関心が薄いことを、不思議に思っている
セルジオ・ペレスは、自分にはトップドライバーたちと争える能力があるにもかかわらず、優れたF1ドライバー候補として取り上げられない理由が理解できないと述べている。

 28歳のペレスは、2011年にザウバーでF1キャリアをスタートさせている。2013年にマクラーレンに起用されたときには、スターダムへの準備が整ったかのように見えていた。

 しかしながらペレスの思うように物事は運ばず、彼はわずか1年でマクラーレンを去る。マクラーレンでは未勝利の5年間と、現在も続くパフォーマンスの不調が始まった頃だったため、結果的にはおそらく良い判断だったと言えるだろう。

 ペレスは豊富な経験を持ち、速く着実で安定性のあるドライバーとしての地位をフォース・インディアで再度確立した。しかしながら奇妙なことに、F1のトップチームから切望されるドライバーとはなっていない。

「理由は分からない。僕は過去のシーズンで強力な仕事ぶりを見せてきたと思うから、その面で自分にできることは多くない。証明して見せるのは難しいよ」とペレス。

「この2年、僕はチャンピオンシップの先頭集団の中で7位でフィニッシュしている。気づきにくいのかもしれないが、パフォーマンスを見てもらえれば分かるはずだ」

「僕がヒュルケンベルグのような優れたドライバーたちと時間をともにし、彼らに打ち勝ってきたことは偶然の出来事ではない。自分は他の誰にも劣らないと信じている」

 ペレスは次のレベルへ進むという野望を諦めてはいないが、フォース・インディアの現状のパフォーマンスレベルでは、大きなステップアップを簡単に成し遂げることはできない。

「いつか最高の結果を出すためのチャンスを掴むという目標を、今も持っている。なぜなら自分はここでは誰にも負けていないと信じているからだ」

「でもF1では、チームとマシンのポテンシャルに依るところが大きい。自分の能力のすべてを見せるチャンスが、すぐにでも得られるよう願っている」