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「ホンダF1の進歩を特等席で見ている」。レッドブル、2019年パワーユニットの決定を急がず

2018年04月25日 07:51  AUTOSPORT web

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ブレンドン・ハートレー(トロロッソ・ホンダ)
レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、2019年のパワーユニットについての決断はサマーブレイクの間に行うという主張を改めて行い、シーズン前半を通してルノーとホンダのパフォーマンスについて評価していくと示唆した。

 2018年末でルノーとの契約が終了するため、レッドブルは来季以降に向けて契約を延長するか、他のパワーユニットに変更するかを検討している。

 パワーユニットマニュファクチャラーは2019年のカスタマーチームについて、FIAに対して5月15日までに明らかにしなければならないと定められている。これには例外も認められるものの、ルノー側はレッドブル・レーシングの意向を5月末までに知りたいと述べている。

 しかし、レッドブル首脳陣は、姉妹チームであるトロロッソのパートナー、ホンダへのスイッチも視野に入れているため、夏まで時間をかけて検討したい意向であり、最近行われたAuto Motor und Sportのインタビューにおいても、ホーナーはその主張を繰り返した。

「幸いにも我々には複数の選択肢がある」とホーナー。

「ルノーは我々とのパートナーシップを継続することを望んでいる。一方で我々はホンダの状況を最前列の席で見ていくことができる立場だ。彼らがどのように進歩するかを観察することができる」

 決断はいつごろ下す予定かと聞かれたホーナーは「サマーブレイクの間だ」と答えた。