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ADAC F4:プレマ・セオドール・レーシング 2018第1戦オッシャースレーベン レースレポート

2018年04月25日 06:41  AUTOSPORT web

AUTOSPORT web

レース3で優勝したオリ・カドウェル(プレマ・セオドール・レーシング)
ADAC F4 オッシャースレーベン
プレマ・セオドール・レーシング、開幕戦でワン・ツー・フィニッシュ決める

4月15日
ドイツ/オッシャースレーベン

 プレマ・セオドール・レーシングはADAC F4開幕戦オッシャースレーベンの初戦で白星を挙げ、ワン・ツー・フィニッシュでその勝利を彩りました。
 
 予選ではタイムが伸びず、思ったようなポジションを取れずにややプレッシャーを感じる場面があったものの、レースは大荒れの展開となりセーフティカーが何度も入った。
 
 日曜日の最後のレース3でワン・ツーを奪い、いつものプレマ・セオドールらしさを取り戻し、シーズン最初の勝利を飾ることができた。

 #74 エンツォ・フィッティパルディは3レースとも良いリザルトを残し、3レース終了時点でドライバーズ・ランキングは2位。#64 オリ・カドゥエルは英国からドイツへと舞台を移し初舞台となったこのオッシャースレーベンのレース3で優勝と言う大金星を挙げた。
 
 現在シリーズランキングは4位。#5 ジャンルーカ・ペテコフはこのドイツF4で四輪デビューを果たし、レース1で8位、レース2は6位に加え、ベストルーキー賞も獲得。上々の四輪デビューを決めた。
ドライバーコメント

#5 ジャンルーカ・ペテコフのコメント
予選1:9番手 ファステスト 1'24.883
予選2:6番手 ファステスト 1'25.006
レース1:8位、レース2:6位、レース3:15位

「初のフォーミュラカーレースでのレースウイークエンドはとてもポジティブな週末となりました。レース1はちょっとトリッキーだったけれど、レース2、3と進むうちに徐々に良くなってきました」

「レース3は前のグループに付けてペースが良かった。その好調さを引き継ぎ後半に入って戦略通りの展開できポディウムが見えきました。ところが最終ラップの混乱に巻き込まれてしまい、ペナルティを喰らってしまった」

「レーシングドライバーだったら目の前にチャンスがあったら、そこへめがけていくよね? 自分は自分のベストを尽くした。この良いウイークエンドの流れを維持して、このシーズン全体につなげていきたいと思います」

#64 オリ・カルドウェルのコメント
予選1:12番手 ファステスト 1'24.958
予選2:11番手 ファステスト 1'25.210
レース1:10位、レース2:8位、レース3:1位

「金曜日のクォリファイは思った通りには進まずちょっと不安になったけれど、レース1、2でポイントが取れ、その結果としてレース3がリバースグリッドでポールに着くことができました」

「レース3のスタートは良かったです。気持ち良くリード広げ、セーフティカー後のリスタートもバッチリ決まりさらにリードを広げられました。クルマもとても良かった。最初の始まりは本当に良くなかったけれど、優勝できて文句は言えないよね」

「プレマ(・セオドール・レーシング)は本当にアメージングな仕事をやり遂げてくれて、僕を支えてくれている。スポンサーにもありがとうを伝えるよ」

#74 エンツォ・フィッティパルディのコメント
予選1:3番手 ファステスト 1'24.320
予選2:2番手 ファステスト 1'24.266
レース1:14位、レース2:3位、レース3:2位

「素晴らしいウィークエンドでした。ペースも非常に良く、予選は2、3位と言うとてもポジティブなものでした。とても嬉しく思っていて、そのままレースにその良いフィーリングを持ち込めました」

「レース1、2はスタート直後がちょっと大変でした。レース3は前のレースで出た問題を改善しました。結果、ポディウムフィニッシュ2回と4位でした。この週末、一貫した走りができ、シーズン初めのレースでポイントも大量に獲れたので、次のレースに期待しています」