スーパーGT GT500クラス、全日本スーパーフォーミュラ選手権に参戦するTeam LeMansは4月23日、チーム技術部専任の山田健二エンジニアが4月22日に亡くなったと報告した。享年54。
山田エンジニアは、Team TOM'SやTeam LeMansで活躍し、数多くの勝利をチーム、ドライバーにもたらしてきたほか、F3でも多くの栄冠を勝ち取り、トップドライバーを育ててきた名エンジニア。今季もスーパーGTのWAKO'S 4CR LC500のチーフエンジニア、スーパーフォーミュラでは大嶋和也車のチーフエンジニアを務めていたほか、全日本F3選手権では片山義章(YTB F318)のマシンにも携わっていた。
そんな山田エンジニアは、鈴鹿サーキットでのスーパーフォーミュラ第1戦/全日本F3第1ラウンドでもチームとともに戦っていたが、決勝日である4月22日に急逝したという。チームは悲報のなか、山田エンジニアが望んでいると信じ、レースを最後まで戦い抜いたという。
そのマシン作り、そして笑顔が印象的で、我々メディアにも非常に協力的な存在だった山田エンジニア。心から哀悼の意を表します。