JRC全日本ラリー選手権の第3戦となる『ラリー丹後2018』のエントリーリストが発表。JN1~6クラスとオープンクラスを合わせて全50台が参戦する。
2014年以来4年ぶりにJRCの一戦として組み込まれたラリー丹後は、京都府・丹後半島を舞台としたターマック(舗装路)ラリー。2014年の同大会では奴田原文雄(ランサーエボリューションX)が優勝を飾っている。
その奴田原は、今年の第2戦ツール・ド・九州で優勝を飾っており、2連勝に期待がかかる。そのほか、最高峰のJN6クラスには、前戦最終SSで逆転を許した新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)や、ポイントリーダーの柳澤宏至/加勢直毅(スバルWRX STI)など、最多の12台がエントリーした。
スポーツCVT搭載のトヨタ・ヴィッツで参戦していたTOYOTA GAZOO Racingは、今回からターボチャージャーを搭載するヴィッツGRMNを投入。JN3クラスからJN5クラスへと戦いの場を移す。ドライバーはJN3参戦時と変わらず、眞貝知志/安藤裕一のコンビでエントリーとなっている。
JN3クラスには5台が参戦。2016年第5戦ラリー洞爺で大クラッシュを喫し重傷を負った岡田孝一が、マツダ・デミオ15MBで復帰2戦目に挑む。
そのほかのクラス、JN5クラスに5台、JN4クラスに6台、JN2クラスに7台、JN1クラスには9台がエントリーした。
ラリー丹後は4月28~29日に開催。12本のSSが設定され、SS距離は80.78km、総走行距離は271.47kmで争われる。