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嵐 櫻井翔、KAT-TUN再始動後初の東京ドーム公演について語る「上田の挨拶がとても印象的だった」

2018年04月24日 12:32  リアルサウンド

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 報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の4月23日放送回では、「KAT-TUN再始動 復活への思い」の特集が組まれた。


 4月20~22日に東京ドームにて開催された『KAT-TUN LIVE 2018 UNION』。「君のユメ ぼくのユメ」のファンによる大合唱から始まったこの日、メンバーである亀梨和也、中丸雄一、上田竜也は登場すると「君のユメ ぼくのユメ」をアカペラで披露し、ファンの歌声に答えた。「君のユメ ぼくのユメ」は2年前の2016年5月、東京ドームで最後に歌われた曲。グループが結成10周年を迎える直前で、メンバー1人が脱退し、3人になったKAT-TUNは充電期間に入った。


(関連:KAT-TUN、約2年の充電期間を経てついに動き出す デビュー記念日にLINE LIVEで生配信


 グループでの活動再開の目処が立たない中、『NEWS ZERO』は前に突き進む亀梨の姿を密着取材してきたという。2016年5月、東京ドームでのライブ終了後、亀梨は充電期間について「もっともっと強く大きくなるための決断なので……」とコメント。また2017年4月には「これ(ソロライブ)を経験できるということは、グループに帰った時に、自分の引き出しも広がると思うし」「やっぱり1人と3人は全然違う」と同年7月より開催したソロコンサートツアー『KAT-TUN KAZUYA KAMENASHI CONCERT TOUR 2017 The一 ~Follow me~』への思いを明かした。


 充電期間中も常に自身の気持ちがKAT-TUNにあった亀梨。そこまでグループにこだわる理由について亀梨は、2017年11月にこんなことを語っている。「デビューさせてもらって、“どういうチームになりたいな”と思っていたあの頃の自分の思いっていうものを、まだ全然果たせてないので。(KAT-TUNは)“一生続けていたい甲子園メンバー”みたいな(笑)。どれだけ長く続けていられるか。だからより大切にしなきゃいけないというか」。


 そして、2年の充電期間を終え、新たなスタートを切ったKAT-TUN。『KAT-TUN LIVE 2018 UNION』では、3日間で16万5,000人(主催者発表)の観客を動員し、ファンに成長した3人の姿を見せつけた。この日、ステージの上で亀梨は「僕が今KAT-TUNとしてここに立てているのは、立っている意味は、本当にみんななので、これからもずっとそばにいてください」とファンに向かって感謝の気持ちを口にし、深々と頭を下げた。


 ZEROキャスターの嵐・櫻井翔は、スタジオでVTRを見て「元々KAT-TUNは、6人のグループだったんですね。それでそのKAT-TUNという看板を掲げながら、3人でステージを作ってパフォーマンスっていうことは、相当大変なことだと思うんです。そうすることをなぜ彼らが選んだかっていうのは当然、ファンの皆さんのためだと思うんですよね。グループKAT-TUNという母体がなければ、KAT-TUNの曲を聞く機会は当然少なくなってしまうんです」とKAT-TUN3人の気持ちを推し量る。


 続けて「私も土曜日にコンサートを観させてもらったんですけれども、事実2年ぶりに聞いたKAT-TUNの曲、素敵な曲がとても多かったですし、そして彼らのパフォーマンスとてもカッコよかったです」と感想を述べる櫻井は、「ライブの際にメンバーの上田が言った、“これからは笑顔で帰れるコンサートにするからな”っていう挨拶がとても印象的だったんですけれども。充電期間に入る2年前のコンサートの時に、もしかしたら涙ながらに帰っていったファンの方もいたかもしれないんですけれども、今回は本当にたくさんの方の“おかえり”という笑顔に包まれた素敵なコンサートでした」と彼らの復活を祝い、締めくくった。(文=向原康太)