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スニーカー通勤したい!革靴にいいところってある?「値段は高いし手入れが面倒」「水には弱いが乾燥にも弱い」

2018年04月24日 07:11  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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ビジネスシーンでのファッションはスーツに革靴が一般的だが、制服と違って企業から貸与・支給されるわけではなく、従業員が自腹で購入しなければならない。特に革靴は歩きにくく足に負担もかかるため、快く思わない人が多い。

おーぷん2ちゃんねるには4月5日、「革靴とかいう旧時代の産物」というスレッドが立った。スレ主は革靴が大嫌いのようで、「硬くて足が疲れる。手入れが大変。高い」と愚痴っている。

「金持ちが道楽で買って履くのは好きにすりゃええけど社会人のベーシックにするのはどうなのよ?」

スレ主は後の投稿で、革靴のだめなところを5点挙げている。値段の高さ、手入れの面倒さに始まり、

「形が崩れるからシューキーパーほぼ必須」
「汗をむちゃくちゃ吸収するから除湿しないとすぐ臭くなる」
「水には弱いが乾燥にも弱い」

と酷評した。

確かに革靴は蒸れる。特に、高温多湿になる梅雨から夏場にかけては不快だ。ケア用品の購入や買い替えにも費用がかかり、ただでさえ上がらない給料の中でやりくりするには痛い出費だ。

「百歩譲って金持ちが道楽で買って履くのは好きにすりゃええけど社会人のベーシックにするのはどうなのよ?」

と革靴文化に疑問を呈し、「ニューバランスで通勤したい……」と、スニーカーでの通勤を望んでいた。

最大の壁「スーツにスニーカーはダサい」を超えられる日も近いかも

コメントには、「確かにフォーマルに胡座かいて履きやすさを考えてない面はある」「好きな靴履くのじゃダメなのか」と賛同する人も多い。一方で、

「いい年こいてスニーカーしか持ってないやつ。恥ずかしいだろ」
「まあビジネスで革靴は非合理的なのは確かだけどそういうもんだし諦めろや」

など、革靴容認派も少なからず存在する。

スニーカーが歩きやすいのは確かだが、スーツにスニーカーという姿は、ちょっとダサい。格式高い場にスニーカーはミスマッチな気がするし、ポロシャツなどスーツ以外の格好が認められなければ、見た目がちぐはぐな感じがする。

ただ、こうした意識も今後は変わっていくかもしれない。スポーツ庁は昨年10月、歩くことによる健康促進を目的に「FAN+WALK PROJECT」を始めた。通勤中の歩行も運動に充てて貰おうと、スニーカーやウォーキングシューズでの通勤を推奨するものだ。商機と捉えたメーカーや小売店の中には、革靴と遜色ない見た目のスニーカーを販売するところも出てきている。

スポーツ庁の取り組みがクールビズのように定着すれば、多くのビジネスマンを革靴の苦しみから解放できる。企業もTPOに応じてスニーカーの着用を認めるなど、柔軟な対応を取ってほしいところだ。