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中上、MotoGPアメリカズGPは「リヤタイヤのフィーリングに苦戦」しつつも2戦連続ポイント獲得

2018年04月23日 21:01  AUTOSPORT web

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中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ
MotoGP第3戦アメリカズGPの決勝レース、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)は14位フィニッシュを果たした。リヤタイヤのフィーリングに苦しみながらも、ルーキー勢トップの位置でチェッカーを受け、2戦連続でポイントを獲得している。

 アメリカズGPの予選で中上は5列目13番手を獲得。このグリッドはルーキー勢最上位であり、第1戦、第2戦と下位グリッドに沈んだことを考えるとかなり前進した予選結果だった。予選Q1で上位ふたりが進むことができるQ2進出まで、その差はわずか0.212秒。中上自身、予選後には「決勝でトップ10を目指す」とコメントしていた。

 その後、Q1トップタイムだったポル・エスパルガロ(レッドブル・KTM・ファクトリー・チーム)が低速走行により3グリッド降格のペナルティを受けたため、中上は12番グリッドに並んでいる。

 決勝レースではオープニングラップで19番手まで順位を落とすが、それでも堅実に周回を重ね、じりじりと順位をばん回。最終的に14位でチェッカーを受け、2戦連続ポイントを獲得した。また、この14位という結果はルーキー勢トップの位置でもあった。

 中上はポイントが獲得できたことについては「いいレースでした」と認めつつ、「予選グリッドがよかっただけにトップ10フィニッシュを目指していたので、厳しい結果になってしまいました」と悔しさをにじませる。

 この日のレース、中上はリヤタイヤのフィーリングに苦心していた。リザルトは思いどおりとはいかなかったが、苦しいなかでも完走したことについては前向きにとらえている。

「今日はリヤタイヤの充分なフィーリングを得ることができずに苦戦したのですが、20周のなかで乗り方を工夫して対応していったので、とても勉強になったレース内容でした」

「このリザルトには少し残念な気持ちもあるのですが、2ポイントを獲得できたのは間違いなくいいことなので、今日のレースで学んだことを次のヘレスで活かせるようにがんばります」