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「紅茶界のスープストックに」スマイルズ出身者が"大人向け"ティー専門店をオープン

2018年04月23日 20:12  Fashionsnap.com

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「コンマティー」の阿久津拓也氏 Image by: FASHIONSNAP
スマイルズ出身の阿久津拓也氏が、紅茶専門スタンド「コンマティー(comma tea)」を恵比寿に出店した。4月16日からプレ営業を行っており、5月1日にグランドオープンを予定している。

 阿久津氏はIT業界からスマイルズに転職し、ネクタイブランド「ジラフ(giraffe)」と海苔弁専門店 「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」で経験を積んだ。コンマティーは中国を訪れた際に紅茶文化が根付いていたことからインスパイアされ、「紅茶を手軽に楽しめる文化を日本にも広めたい」という思いから立ち上げたという。コンマティーという店名には「慌ただしい日常に一区切りをつける」という意味が込められている。運営会社は阿久津氏が友人の菊池尚氏とともに立ち上げた「ティーカンパニー」。1号店はJR恵比寿駅東口から徒歩4分の立地で、シンプルな店内にはグリーンを取り入れ花屋をイメージしたという。
 茶葉は中国や日本、インド産のものを使い、自家製チーズフォームティーやダージリン紅茶専門店「リーフルダージリンハウスオンライン」の厳選茶葉を使用したダージリンをはじめとするストレートティー、日本産タピオカが入ったミルクティー、手軽にハーブを楽しめるハーブソーダなどをラインナップ。煮出しはオリジナルレシピで、中国で修行を積んだ中国人スタッフと「ルピシア(LUPICIA)」で経験を積んだスタッフがメニュー開発やブレンドを担当した。ミルクティーは甘すぎず、茶葉の風味を活かした味わい。目玉となる自家製チーズフォームティーのチーズフォームはクリーム、岩塩、チーズで作られ、デザート感覚で楽しめるようになっている。オープンを記念し、5月1日から7日までの期間はドリンクメニューが次回以降半額になるチケットを配布する。
 立ち上げに際し、阿久津氏は「コーヒーはチェーン店から個人店まで展開されていて"文化"として根付いているが、紅茶の専門店と聞くと敷居の高いイメージがある。最近は紅茶専門店が増えてきたが、海外から上陸しているブランドが多く、日本人の切り口で紅茶を提案したかった」と話す。目指すのは、働く女性客を中心に人気を集めるスープ専門店「スープストックトーキョー(Soup Stock Tokyo)」のようなほっと一息できる存在。「大人の女性に気軽な気持ちで紅茶を楽しんでもらいたい」という思いのもと、将来的にはチェーン展開を目指すという。
■comma tea住所:東京都渋谷区恵比寿1-22-3 シルバープラザ恵比寿101営業時間:10:00~21:30定休日:年中無休アクセス:JR恵比寿駅東口から徒歩3分     地下鉄日比谷線恵比寿駅1番出口から徒歩4分店内面積:約8坪
comma tea:インスタグラム