イタリアの国民車として愛され、現代の技術で21世紀に蘇った『フィアット500(チンクエチェント)』。一昨年にマイナーチェンジを受け後期モデルへと熟成を重ねるなか、毎月のようにリリースされる限定車の新着モデル、『フィアット500 Mirror(チンクエチェント・ミラー)』が登場。この4月14日より発売が開始されている。
今回、100台が用意された新たな限定車は、1240ccの直列4気筒SOHC自然吸気エンジンを搭載する“1.2Pop”のグレードをベースに、通常ラインアップに無い特別なイタリアブルーの外装色と、クロームパーツと専用バッジがアクセントのエクステリアを特徴とする、爽やかないでだちのモデルとなっている。
ポップな雰囲気のなかにもスポーティな魅力があふれる『フィアット500』をきらびやかに演出するクロームパーツ類は、ひときわ目を引くエクステリアミラーハウジングと、こちらも特別装備となるフロントフォグライトのベゼル部に採用。
そしてシルバーのフィンタイプを採用した専用15インチアルミホイールに加えて、“500 Mirror”の刻印が入る専用バッジは、ドライバーが乗り込む際に必ず目にする、Bピラー下部に備えられた。
インテリアは、アイボリーを基調として鮮やかなイタリアブルーを際立たせ、晴れやかなイタリアの青空のイメージとともにスポーティな印象が一層高められ、乗り手の思いが“鏡”のように反映されるというコンセプトが由来となる、車名どおりの1台に仕上げられた。
前述の1.2リッターNAエンジンにはATモード付5速シーケンシャルAMTの“デュアロジック”のみの組み合わせとなり、JC08モード燃費は19.4km/リッターと優秀な数値を記録する『フィアット500 Mirror(チンクエチェント・ミラー)』。100台限定の価格は、205万2000円(税込)となっている。
公式サイト:http://www.fiat-auto.co.jp/limited/mirror/