MotoGP第3戦アメリカズGP、中上貴晶(LCRホンダ・イデミツ)が予選13番手を獲得した。ルーキー勢トップであり、予選Q2進出までわずか0.212秒という僅差だった。
中上はフリー走行3までの総合結果で17番手で予選Q1に進出。ここで中上は3番手タイムを記録。2番手タイムのダニロ・ペトルッチから僅か0.212秒差のタイムをマークし、Q1の上位ふたりが進めるQ2への進出を惜しくも逃したものの、13番グリッドを獲得した。
このグリッドは今大会でのルーキー勢トップグリッドであると同時に、中上にとってMotoGPクラスの予選最上位でもある。アメリカズGPが行われているサーキット・オブ・ジ・アメリカズは2018年に向けて舗装改修が施されたが、その路面は万全とは言い難い状況。そんな状況のなかでも予選で結果を見せた。
「今日の予選ではいい走りをできました」と中上は予選を振り返る。
「好内容のタイムアタックで自己ベストグリッドを獲得できたので、明日の決勝レースはいい位置からスタートできます。Q2への進出を逃してしまったのは残念ですが、タイム差はごくわずかだったので、まずまずのラップタイムだったと思います」
「明日の天候はよくなるという予報なので、決勝レースはもちろん全力で走り、好結果をねらいます。上位のグリッドを確保できたので、明日はトップ10を目指します」
前戦アルゼンチンGPの決勝レースでは、MotoGPクラスで13位フィニッシュで初ポイントを獲得した中上。13番グリッドからひと桁内フィニッシュを期待したいところだ。