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山本「自信がなくなるくらい展開が読めなかった」/スーパーフォーミュラ決勝会見コメント

2018年04月22日 18:21  AUTOSPORT web

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決勝会見に登場した山本尚貴(中)、関口雄飛(左)、野尻智紀(右)
4月22日、鈴鹿サーキットで行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権開幕戦の決勝で優勝したした山本尚貴(TEAM MUGEN)、2位の関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)、3位の野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が会見に登場。決勝のレースを振り返った。

■山本尚貴(TEAM MUGEN)/優勝
「嬉しいの一言です。正直ポールポジションから戦略的にソフトタイヤを履いてスタートすることができなくて、ミディアムタイヤを選択してスタートしました。戦略としては自分のチームができる限りのベストは尽くせたと思います」

「終盤に際立った関口選手のスピードは驚異ですし、次戦以降も気を引き締めていかないといけないというのが今の感想です」

「自分で走っていても調子が良いはずなのに、なんで追い詰められたり、前にクルマがいるのか、走りながら自分に自信がなくなるくらい(レースの)展開が読めなかったです。(レースが)終わってこういう結果になったことがなによりです」

■関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)/2位
「昨日はQ2で赤旗のタイミングが悪くて、自分本来のアタックができないまま予選を終えてしまい、14位という非常に不本意な結果でした。それを今日2位まで追い上げることができて非常に満足しています」

(苦手としている鈴鹿での表彰台について)
「(スーパーフォーミュラでは)1年に鈴鹿は2回あって、鈴鹿を苦手にすると(チャンピオン争いで)落としてしまう部分があるので、鈴鹿でポイントを獲れてうれしかったです」

(平川亮との接触について)
「(接触した周は)アウトラップだったのでタイヤが冷えていて自分のペースが悪くて、そこに平川選手がタイヤ暖まっていたので追いついてきました。(平川選手の)ペースが早かったんですけど、譲るわけにはいかないので、少しラインをしめてけん制をしました。気づいたら(平川選手が)飛んでいってました」

「(マシンに)当たっているのでアライメントが狂ったりしていたと思いますけど、速く走れたので結果論でOKでした」

■野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)/3位
「表彰台に乗れる環境を用意してくれたチームに感謝したいと思います。私のなかでは取り返しのつかないミスをしてしまった部分があるので、それはしっかりシリーズが終わったときの結果で取り返すという気持ちしか今はないです」

「手応えも感じられたレースでしたが、悔しさもすごく残るレースになったので、その悔しさをバネに次のレースを戦いたいと思います」

(スタートでの失速について)
「単純に僕のミスです。すごく失速してポジションを落としたので、それについてはすごく後悔しているし、必ず取り返すだけです」