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全日本F3:坪井がポール・トゥ・ウインで開幕2連勝。宮田、阪口が表彰台に

2018年04月22日 17:21  AUTOSPORT web

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全日本F3選手権第2戦を制しガッツポーズをみせる坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)
全日本F3選手権第1戦は4月22日、16時30分から17周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が優勝。第1戦に続き連勝を飾った。2位は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F314)、3位は阪口晴南(TODA FIGHTEX)と、第1戦と同じ表彰台の顔ぶれとなった。

 日曜日に2レースが行われる変則的なスケジュールとなった全日本F3第1ラウンド。9時45分から行われた第1戦の後、16時30分から第2戦のスタートが切られた。第1戦同様好スタートを決めたのは坪井で、これに宮田が続き第1戦と同じような展開となっていく。

 3番手につけたのは阪口だが、こちらも第1戦同様ジワジワとカローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sの2台に離されていってしまう。一方、4番手スタートだったのは笹原右京(THREEBOND)だったが、スタートで大きく順位を落としてしまい、最後尾近くにドロップ。4番手には片山義章(YTB F318)、5番手には金丸悠(B-MAX RACING F3)が続いた。

 坪井と宮田は、序盤から中盤までずっと1秒強の差で周回を重ねていくが、10周を過ぎるあたりからジワジワと間隔が広がっていく。最後まで坪井は集中を切らさず、最後は1.402秒の差でトップチェッカー。第1戦に続く連勝を飾ったほか、3周目には1分53秒893というファステストラップをマークしており、第1戦のポールをのぞくすべてのポイントを獲得した。

 2位は宮田、3位は阪口と表彰台は第1戦同様の顔ぶれに。4位は片山義章(YTB F318)が入り、全日本F3における自己最高位を更新。5位は金丸で、6位には2周目に大湯都史樹(TODA FIGHTEX)を、8周目には河野駿佑(HubAuto F318)をかわしたブルーノ・カルネイロ(B-MAX RODIZIOGRILL F3)が入った。笹原は追い上げをみせたものの、7位でのフィニッシュとなった。