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ドライビングスタイルに批難殺到のフェルスタッペンが反論「僕に精神分析医など必要ない」

2018年04月21日 15:41  AUTOSPORT web

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レッドブル・レーシング モータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコとマックス・フェルスタッペン
マックス・フェルスタッペンは、これからも攻撃的な姿勢を崩さないでいくが、必要な場面では状況をしっかり見極めていくと述べている。

 フェルスタッペンは先週末のF1中国GPのコース上で、セバスチャン・ベッテルに衝突したことで、批判にさらされていた。 

 彼はベッテルに対して詰めの甘いオーバーテイクを仕掛けたが、そのせいで双方のドライバーが順位を下げることになり、フェルスタッペンはスチュワードから10秒加算のペナルティを科されることになった。

 父親のヨス・フェルスタッペンからも20歳という若さゆえの性急な行動を戒められたフェルスタッペンは「自分自身に責任があるが、間違いから学ぶことにしている。あれは僕のベストレースではなかった。もうそのことについては考える必要はない」とオランダでのメディアイベントで語った。

「僕は失敗から学び、将来に目を向けている」

「攻撃性を緩めるつもりはないが、状況をより良く見極めていくつもりだ」と彼は語った。

 フェルスタッペンは世間や周りからの自分に対する批判は受け入れず、その代わりに父親のヨスやレッドブルのモータースポーツアドバイザーのヘルムート・マルコといった信頼を置ける人々からの忠告や助言を大切にしている。

「僕が信頼している人達は、あの一件のことを分かっているし、どのようにして起きたかも理解している。僕には精神分析医など必要ではない」と主張した。

「よく眠れるかって?いつもよく眠れている」

「違うやり方をすべきだったかもしれないが、なにもかも事前に分かっていたら、世界全体を変えることができるよ!」

「どこかの時点で前を向かなければならない。だから僕はバクーを見据えている」