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アダム・リッポン 『TIME』誌の「最も影響力のある100人」に選ばれる

2018年04月21日 14:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

快進撃続くアダム・リッポン(画像は『Adam Rippon 2018年3月10日付Instagram「Raggedy Andy」』のスクリーンショット)
米時間19日、『TIME』誌が選ぶ“最も影響力のある100人”の2018年度版が発表された。錚々たる100人のなかに米フィギュアスケーターのアダム・リッポン(28)が名を連ね、本人が喜びを表している。

平昌五輪で見せた華麗な滑りと、その独特のユーモアで世界中を魅了した米代表フィギュアスケーター、アダム・リッポン(28)。遅咲きのスケーターであるアダムは当初、メダル候補にすら入っていなかった。しかし周囲の期待を裏切り、団体戦で米国を銅メダルへと導く立役者となったのだ。個人戦でも10位に入賞した彼は自身が同性愛者であることをオープンに語り、五輪閉幕後も精力的に様々な活動を続けている。

そんな目覚ましい活躍を遂げるアダムがこのほど、『TIME』誌による2018年度“最も影響力のある100人”に選ばれた。その快挙にアダムも大喜びで、自身のツイッターにこのように心境を明かしている。

「本当のことを白状すると、『TIME』誌の“最も影響力のある100人”に僕が選ばれたって聞いたとき、泣いてしまったんだ。苦しみの最中にいる人、耳を傾けてもらえないと孤独感を抱える人。僕はそんな人々をこれからもサポートしていくって約束するよ。“ありのままの自分”でいることは、時にものすごい威力を発揮するものだから。」

このアダムのコメントには、世界中のファンが反応。「おめでとう!」「自分のことのように嬉しい」「外見も内面も本当に美しい人」と歓喜の声があがるなか、「生きる勇気をもらった」「有言実行の君は素晴らしい」と同性愛者への偏見をなくすことに尽力するアダムを称えるコメントも目立った。

今月末からは、米国で大人気のダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』に出演するアダム。五輪フィーバーは、まだまだ衰えるところを知らないようだ。

画像は『Adam Rippon 2018年3月10日付Instagram「Raggedy Andy」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)