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MotoGP:中上、FP1で7番手につける速さを見せるもFP2で転倒を喫す

2018年04月21日 11:01  AUTOSPORT web

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中上貴晶/LCRホンダ・イデミツ
第3戦アメリカズGPの初日フリー走行1回目で7番手につける速さを見せたLCRホンダ・イデミツの中上貴晶。最終的には総合17番手で初日を終えたが「いい手応えを掴むことができた」と初日のセッションに手ごたえを感じているようだ。

 難易度の高いコースで知られているサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でのフリー走行1回目で中上は17周を周回。徐々にタイムを更新していき、15周目に2分7秒010を記録して7番手でセッションを終えた。

 フリー走行2回目では、コースコンディションが向上したこともありベテラン勢がタイムを更新。中上もタイムを更新していったが、終盤に転倒を喫し、2分6秒397で17番手、総合でも17番でセッションを終えた。

「このサーキットは、MotoGPルーキーにとって難易度の高いコースだろうと思っていました」と中上は初日のセッションを振り返る。

「レースごとに上手く順応できていることもあり、今日は非常にいい手応えを掴むことができました」

「FP1はトップテン圏内で終えていい走り出しでしたが、午後のFP2でコンディションが良くなると、皆がどんどんタイムを上げてきました」

「今日は、全体的にいい一日になりました。FP2の最後に転倒してしまったのは少し残念ですが、まったく怪我はありませんでした」

 21日に行われる予選では、雨が降る可能性もあると言われている。予選に向けて中上は「明日は雨になるという話ですが、どのような状況にも対応できるようにしっかりと準備を進めます」と意気込んでいる。