5月3~4日に行われるスーパーGT第2戦富士でDENSO KOBELCO SARD LC500をドライブする坪井翔が、GT500デビュー戦への抱負を語った。
2018年、ヘイキ・コバライネンと小林可夢偉というF1ドライバーコンビを起用しているLEXUS TEAM SARDだが、第2戦富士はWEC世界耐久選手権第1戦スパと日程が重なっていることから可夢偉が欠場。その代役として坪井に白羽の矢が立った。
今年はGT300クラスでHOPPY 86 MCのレギュラードライバーを務めている坪井は、1995年生まれの22歳。5歳でカートデビューを果たすと2011年にFTRSフォーミュラトヨタ・レーシングスクールでトップを獲得。また2015年にはFIA-F4選手権の初代チャンピオンにも輝いている。
“ハコ車”デビューは2017年のスーパーGT300クラス。中山雄一とともにJMS P.MU LMcorsa RC F GT3をドライブするとシーズン2勝を挙げ、シリーズランキング3位に輝いた。
開幕前のテストなどではチームに合流しレクサスLC500をドライブしている坪井は「第2戦富士はサードからGT500クラスに参戦いたします。可夢偉さんの代役をしっかり果たせるよう戦いたい」とコメントしている。
「すでに富士でのGTA公式テスト含めドライブしていて、F1コンビに混じって速いマシンでのドライビングは一言で楽しい! でした」
「新しい発見と良い経験ができて、とても勉強になっています。富士では自分の力を精一杯出し切れるように頑張りたいと思いますので、ご声援よろしくお願いいたします」