アルゼンチンGP決勝での転倒により右手を負傷していたレプソル・ホンダのダニ・ペドロサだが、4月19日にサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でメディカルチェックを受け、医師団より参戦の許可を得た。
アルゼンチンGPではトップ集団に加わっていたペドロサ。しかし、1周目の最終コーナーでインをついてきたザルコを避けてラインを外したところ、ウエットパッチに乗って転倒し、右手を強打。右手橈骨遠位端(とうこつえんいたん)を骨折した。
レース後、ペドロサは右手の手術を受け無事成功。アメリカズGP参戦の意向も示しており、出場はメディカルチェックの結果次第だったが、チェックをパスし、フリー走行1回目からの出場が決まった。
アメリカズGPへの出走が決まったペドロサは次のようにコメントしている。
「フリー走行1回目を走る。重要なのは医師団からOKをもらえたこと。挑戦してみるよ」
「手首の可動範囲に限界があるけど、ハンドルを少し調整してみた。役立つかどうか確認してみよう」