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ジョージ・ルーカス監督も…九死に一生を得たセレブ達が得た教訓や不思議体験の数々

2018年04月20日 14:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

“巨匠”ジョージ・ルーカスも「九死に一生」体験が
セレブといえども、やはり生身の人間だ。昨年は20代のセレーナ・ゴメスの健康状態が著しく悪化、「もう私の腎臓はダメだ」と自覚するほど弱り「周囲も彼女の死を意識せざるを得なかった」というが、幸運にも友人の健康な腎臓を得て、今のセレーナはずいぶん調子も良くなっている。このように病気、または怪我で命を落としかけた経験がある有名セレブ達を何人かご紹介したい。

ジョージ・ルーカス(1944年5月14日生まれ)
巨匠ジョージ・ルーカス監督は勉強嫌いの若者だったという。実父曰く「うまいのはクルージングとブラブラすることだけ」だったそうだが、車でレースに挑戦したいという“危険な野望”も持っていたらしい。そして高校を卒業するわずか数日前、彼はある自動車事故に巻き込まれて大怪我をしてしまった。その後3日間は生死の境をさまよい、数週間の入院生活を余儀なくされたという。当時のことをルーカス監督はこのように述べている。

「あのような経験をして復活すると、自分が生きているのには理由があるはずだと思わずにはいられなくなるんだ。そしてこの俺も気づいた。その理由が何なのかという答えを探し、その目的を果たそうと頑張りながら生きなくてはダメだとね。」

大変な事故に遭い危うく命を落としかけながらも、大きな目標を見つけたルーカス監督は世界中で高く評価される映画界の巨匠となった。

■レベッカ・デモーネイ(1959年8月29日生まれ)
俳優トム・クルーズの元恋人で多くの映画にも出演し人気を博したレベッカ・デモーネイだが、7歳の頃に危うく命を落としかけている。当時メキシコ・シティで暮らしていたレベッカは消化性潰瘍を患い、その症状はかなり重かったという。回復する見込みは50パーセントと医師に告げられたそうで、3つの点滴につながれて横になっていたレベッカはある晩、ベッドから起きだして窓に向かったという。そこから外を見ると雪が降っており、街灯柱が1本と裸足の子供達が目に入ったそうだ。子供たちは街灯柱の周りを踊りながら歌を歌っており、レベッカは不思議に思いながらも自分のベッドに戻って眠りについたという。その翌日には驚くことに危機的状態を脱していたものの、1983年頃になってからその不思議な夜のことをアレコレ考えるようになったそうだ。「そもそもメキシコ・シティであんなに雪が降るのか?」「あそこにあんな街灯柱があっただろうか?」―後にレベッカは同地を訪れたが、雪などは降らなかったこと、そして確かに見たはずの街灯柱も無かったことを知り、愕然としたという。

■エリック・ロバーツ(1956年4月18日生まれ)
人気女優ジュリア・ロバーツの兄としても知られる俳優エリック・ロバーツも、死にかけた経験がある。これまで世界中を旅して回ったというエリックだが、もっとも衝撃的な出来事が起きたのは母国アメリカでのこと。コネチカットに滞在していたエリックはある日、気分良く車を運転していたものの犬の様子が気になり集中力が欠けた瞬間、車をクラッシュさせてしまったのだ。病院に救急搬送されるもエリックは昏睡状態に陥ってしまった。そして彼はこの時、体から魂が抜け出るような不思議な感覚を経験したという。エリックが無事に回復し社会復帰できたのは、まさに奇跡なのかもしれない。

■ドナルド・サザーランド(1935年7月17日生まれ)
俳優キーファー・サザーランドの父でもある名優ドナルド・サザーランドは、1979年に髄膜炎を患い死と隣り合わせになったという。だが突然痛みと高熱から開放された気分になったドナルドは、なんと自分の体の上をフワフワと浮遊。おそらく“臨死体験”なのだろうが、「青い光が優しく輝いていた」「ベッドからどんどん離れて長いトンネルを通って行ったことをハッキリと記憶している」と明かしている。しかもその直後、ドナルドは自分の体(魂)がベッドに横たわる自分にスッポリ戻ったことを感じたという。

■ゲイリー・ビジー(1944年6月29日生まれ)
ハリウッドの名優の1人ゲイリー・ビジーは、これまでにもドラッグのオーバードーズや大病、事故などのために何度か死にかけた経験がある。だが最も悲惨だったのは、過去に起こしたバイク事故だ。猛スピードでバイクを走らせていたゲイリーはヘルメットを着用しておらず、バイクから吹っ飛び頭から縁石に突っ込んだ衝撃で重傷を負ったのだ。この事故でゲイリーは頭蓋骨を骨折して脳の手術を受けるはめになったが、術後に手術台で横たわっている時、天使に囲まれるという不思議な経験をしたのだとか。だがこの天使はクリスマスカードなどでよく見る可愛らしい子供の姿ではなく、ゲイリーは「“天使”は大きな光の玉だった。フワフワと浮遊し愛情と温かさに満ちていた」と断言している。その瞬間に「この愛は無条件のものだ」とゲイリーは気づいたそうだ。

■シャロン・ストーン(1958年3月10日生まれ)
脳内出血により病床に伏した経験がある女優シャロン・ストーンは、回復後に受けたインタビューで死生観につきれ、こう答えている。

「脳内で出血が起こったとき、まるで頭を銃で撃たれたような感じがしたの。そうとしか説明しようがないわね。すごい衝撃で、ソファーに倒れこんでしまったわ。」
「その後、人生が一変する経験をしたの。死ぬことは怖くは無い。それは素晴らしいこと、死はギフトなのよ。自殺はすべきではない。でも死が(自然に)訪れたら、それは美しい瞬間なの。」
「白い光の渦のようなものが私の上にあったわ。とっても明るい白い光の中に私は入り込んだの。すると友達の何人かに会えた。でもあっという間の出来事だった。突然自分の体の中にスッポリと戻って、私は部屋の中にいたの。」

誰の命も、決して永久に続くものではない。だからこそ自分を大事に、そして人のことも大事に思い大切にしながら貴重な日々を悔いなく生きていきたいものである。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)