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終戦まで生き延びたユダヤ人の史実を描く 『ヒトラーを欺いた黄色い星』7月28日公開

2018年04月20日 12:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ドイツ映画『ヒトラーを欺いた黄色い星』が7月28日に公開されることが決定した。


参考:『ヒトラーを欺いた黄色い星』場面写真


 本作は、第二次世界大戦下、ナチスに虐殺されたはずのユダヤ人が、ベルリンに約7000人も潜伏し、約1500人が終戦まで生き延びたという史実を描いた物語。


 1941年から1945年にかけて、虐殺されたヨーロッパのユダヤ人は約600万人。1943年6月19日、ナチスの宣伝相ヨーゼフ・ゲッベルスは、ドイツの首都ベルリンからユダヤ人を一掃したと正式に宣言した。しかし、約7000人ものユダヤ人がベルリン各地に潜伏し、最終的に約1500人が戦争終結まで生き延びたのだ。ユダヤ人迫害の状況のもと、どのようにして身分を隠しながら住みかや食料を確保し、ゲシュタポの手入れや密告者の監視の目をすり抜けていったのか。生きる希望を捨てなかった若者たちの実話を、実際の生還者の証言を交えて映画化した。


 公開決定にあわせ、ポスタービジュアルと場面写真も公開。劇中に登場する、それぞれの登場人物の姿が切り取られている。


(リアルサウンド編集部)