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SixTONES ジェシー『家政夫のミタゾノ』出演へ メンバーの個性とグループの特徴を改めて解説

2018年04月20日 08:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月20日、強烈なビジュアルのTOKIO・松岡昌宏が大活躍するドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)が、1年半ぶりに帰ってくる。『家政夫のミタゾノ』は、松岡演じる家政夫の三田園薫が派遣された家庭の汚れ(=問題)を次々にキレイにしていく痛快なヒューマンドラマ。三田園は、掃除・洗濯・料理・子守など何でもこなせるスーパー家政夫だが、いかんせん女装して無表情のために何を考えているか分からない。しかも、派遣された家庭の内情をのぞき見して、家庭崩壊させてしまうのが趣味という捉えどころのないキャラクターだ。しかし、最終的には各家族とも再スタートを切ることができる心温まる部分も多く含まれており、人気を博した。


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 そんな『家政夫のミタゾノ』第2シーズンの第1話に、ジャニーズJr.内の人気グループ、SixTONESのジェシーが出演することが決定し、話題になっている。そこで今回は、SixTONESについて改めて振り返ってみたい。


 SixTONESは、ドラマ『私立バカレア高校』(日本テレビ系)に出演していた高地優吾、京本大我、田中樹、松村北斗、ジェシー、森本慎太郎の6人からなるグループ。もともと『私立バカレア高校』で共演していた6人だが、正式に結成されたのは『ジャニーズ銀座 2015』でのこと。デビューへの期待も高く、オリジナル曲が多々あり、舞台やコンサートも頻繁に行なっているグループだ。


 最近では『ジャニーズJr.祭り 2018』で単独公演を行なったり、公式YouTubeチャンネル『ジャニーズJr.チャンネル』でかなりの再生数を叩き出したり、とにかく人気がすごい。『ジャニーズJr.祭り 2018』で披露されたオリジナル曲「Jungle」の動画は、4月3日のアップ以来73万回以上(4月19日現在)再生されているほど。個々の活動もさることながら、グループとして集まった時のエンターテインメント性の高さも抜群だ。かっこよさ、かわいさ、笑い、感動……すべて味わえるのがいい。5月23日にCDデビューが決まっているKing & Princeを「一体感がある王道ジャニーズグループ」とするなら、SixTONESは「強い個性が束になって一つの武器なっているグループ」と言えよう。


 そんな彼らの魅力は、なんと言っても“多種多様な個性”である。今回『家政夫のミタゾノ』に出演するジェシーは、『ビブリア古書堂の事件手帖』(フジテレビ系)、『ぴんとこな』(TBS系)、『安堂ロイド~A.I. know LOVE?~』(TBS系)など個人でも数々の作品に出演してきた。歌唱力もあり、舞台ではソロで歌声を披露することもあるほど。だが、グループ内ではヤンチャな末っ子キャラで、突然一発芸を披露するなど自由奔放なタイプ。京本政樹の息子、京本大我は中性的な美しい外見を武器に、数々の舞台に出演。トークでは、静かにマイペースにボケ続ける姿が印象的だ。


 ほかにも、『スクール革命!』(日本テレビ系)内のオーディションからジャニーズ事務所入りを果たした高地優吾、元Hey! Say! JUMP 森本龍太郎の弟であり、小学生の頃からキャリアを積んでいるベテランの森本慎太郎も加わり、ワチャワチャ感はジャニーズJr.随一と言ってもいいだろう。また、松村北斗は一見クールな雰囲気がありつつも、『ガムシャラ!』(テレビ朝日系)内で熱い食べ物をひたすら食べる「松村北斗のほくほく北斗」というシュールなコーナーを持つなど、ギャップが面白い。そして、自由なメンバーたちのまとめ役となっているのが元KAT-TUN 田中聖の実弟、田中樹である。


 ジェシーの『家政夫のミタゾノ』のほか、京本大我の舞台『BOSS CAT~シャルル・ペロー「長靴を履いた猫」より~』も決定し、活動を加速させているSixTONES。グループとしての活動はもちろんだが、この先彼らはそれぞれの個性を磨く活動にも力を入れていくのではないだろうか。そうすることで、SixTONESの武器はさらに強固なものになっていくはずだ。


※高地優吾の「高」はハシゴダカが正式表記。(文=高橋梓)