MotoGP第3戦アメリカズGPを前に、ドゥカティ・チームのアンドレア・ドヴィツィオーゾとホルヘ・ロレンソが意気込みを語った。
■アンドレア・ドヴィツィオーゾ/ドゥカティ・チーム(MotoGPクラスランキング2位)
開幕戦カタールを制したドヴィツィオーゾだが、第2戦アルゼンチンでは6位に終わった。ランキングトップのクラッチローとは3ポイント差の2位につける。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)では2014年に3位、2015年に2位、2016年は当時のチームメイト、イアンノーネから接触されてリタイアに終わり、昨年は6位に入賞している。
「アルゼンチンの6位は期待を下回る成績だったけど、チャンピオンシップの観点からすれば、ポジティブだ。さあ、オースティン。とてもいいコースだけど難しい」
「昨年は路面のギャップが多かったので、路面の状態を考慮しないといけない。それから、レースに大きな影響を与えるかもしれないタイヤの選択にも細心の注意を払う必要がある。とにかく、僕たちの強い点と改善が必要な部分はよく理解している。レースに向けて最善の準備を整えるために最初のプラクティスからいい仕事を始めることが重要だ」
■ホルヘ・ロレンソ/ドゥカティ・チーム(MotoGPクラスランキング20位)
開幕戦カタールではマシントラブルでリタイア、第2戦アルゼンチンではなんとか15位に入賞し今シーズン初ポイントを獲得したロレンソ。結果だけ見ると苦しい戦いが続いているが、2年目の今年は昨年よりフィーリングはよくなっているようだ。COTAでは2016年に2位表彰台に立った経験を持つ。ドゥカティ1年目の昨年は9位入賞。
「シーズン3戦目に向けて、テキサスに到着した。これは、バイクのフィーリングをよくして行くための新たなチャンスを意味する。僕はまだ優勝を挙げていない。ドゥカティのキャラクターにもうまく適応していないけど、今年はいいフィーリングがある」
「僕たちは、周囲から思われているよりも目標達成に近づいている。カタールの週末、そして、アルゼンチンの決勝レース終盤と同じように上位陣に接近しなければいけない。このコースは難しいけど、全てが起こり得る」