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レザーシート標準化で装いも新たに。新SUV『ルノー・カジャー』が日本上陸

2018年04月19日 17:21  AUTOSPORT web

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『ルノー・カジャー』が正式なカタログモデルとして登場
昨年、先行発売の限定車として日本初上陸を果たしていたCセグメントSUV、『ルノー・カジャー』が正式なカタログモデルとして登場。前席シートヒーター付レザーシート、ナパレザーステアリング・シフトノブ、ダブルステッチインナーハンドルなど上質なインテリアを標準とし、4月12日から発売開始となっている。

 先行発売の限定車では、車名に“BOSE”の名を冠していたことからも分かるとおり、100台限定のサウンドコンシャスな仕立てとして導入されたカジャーは、ルノー・ニッサン・アライアンスのCMFプラットフォームを使用したCセグメントSUVとして誕生。フランス本国では2015年から発売されてきた。

 パワートレインにはルーテシアやカングーなどでおなじみの131PS/205Nmを発生する1.2リッター4気筒直噴ターボエンジンが搭載され、2組のクラッチシステムを持つ電子制御7速AT(7EDC)を組み合わせた。

 新たに湿式クラッチを採用するこのトランスミッションは、変速スピードが速くダイレクト感に優れ、エンジンからの力を効率良く路面に伝えるとともに、オーバーブースト機能により2、3速の低速域でのトルクが増大し、2リッタークラスの加速感が味わえる優れた効率性を誇っている。

 全長4455mm、全幅1835mmに対し、全高が1610mmと低くスポーティーなプロポーションながら、最低地上高200mmでアプローチアングルは18°、デパーチャーアングルは28°と本格SUVの機能性を備え、19インチ大径ホイールを収めるホイールアーチ、ボディ下部全周をカバーするボディプロテクターが、SUVらしさを強調するデザインを採用。

 そのSUVの力強さに加えて、ルノーデザインを象徴する“C”シェイプLEDデイタイムランプは、ち密なデザインとLEDの先進的な光で存在感を主張し、リヤにもフロントと共通するデザインのLEDランプを採用するなど、新世代ルノーデザインの洗練性も身につけている。

 インテリアでは、ダッシュボード上部を囲むシルバーのベゼル、センターコンソール両脇に配されたサテンクローム、フルレザーシート(前席シートヒーター付)、ナパレザーステアリング、ナパレザーシフトノブ、ダブルステッチを施したフロント左右ドアとセンターに配されたレザー調インナーハンドルとメータークラスターが、室内の上質な雰囲気を作り出している。

 また、気分に合わせてカラーや表示を自在に変更できるフルカラーTFTのメーターパネルを採用し、レッド、ブルー、ブラウン、グリーン、パープルの5色を用意。メーターパネル中央の画面には、スピードメーター、タコメーター、オーディオ、運転支援システム(ADAS)を表示することが可能となっている。

 センターコンソールには7インチマルチファンクションタッチスクリーンで、 マルチメディア操作や車両をコントロールするシステムである“ルノー R-Link2”を装備。スマートフォンのミラーリングやハンズフリー電話、車両設定のカスタマイズやエアクオリティコントロール機能も備わっている。

 その他、最新世代のルノーのラインアップにふさわしく、運転支援システム(ADAS)や快適装備も充実。2台のカメラ、12個のセンサー、そしてミリ波レーダーで車両の周辺状況をリアルタイムで分析し、安全なドライブをサポートする、LDW車線逸脱警報やBSW後側方車両検知警報、エマージェンシーブレーキサポートなどの機能を備える他、駐車支援やクルーズコントロール、オートハイビーム、エコモードなど、最新のSUVらしくロングドライブを安全に、快適にサポートする機能が充実している。

 ボディカラーにはメタリックカラーの4色が用意され、グレードは“インテンス”のモノグレード展開となり、価格は347万円となっている。
ルノーコール:0120-676-365
ルノー・ジャポン HP:http://www.renault.jp