映画『パンク侍、斬られて候』の特報が公開された。
町田康の小説『パンク侍、斬られて候』を原作にした同作は、浪人・掛十之進を主人公に、10人の男たちによる腹の探り合いと1人の女を巡る恋の行方、猿が語り出す秘密を描く物語。脚本は宮藤官九郎が担当し、監督を石井岳龍が務めた。公開は6月30日。
暗闇の中、猿の大群が忍者のように屋根をつたっていく場面から始まる特報には、掛十之進役の綾野剛をはじめ、北川景子、東出昌大、染谷将太、近藤公園、渋川清彦、若葉竜也、村上淳、浅野忠信、國村隼、豊川悦司と、将軍の格好をした猿の12のキャラクターが次々と映し出される。また綾野剛が走りながら次々と敵を倒していくシーン、北川が謎のダンスをする様子、「人間vs人間vs猿」というコピー、片手を挙げる猿の群れなども確認できる。