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Space X、火星の向こうに行ける巨大ロケットBFRをロサンゼルス港で建造へ

2018年04月18日 10:22  Techable

Techable

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イーロン・マスク氏率いるロケット開発会社Space Xは、すでに構想を明らかにしている巨大ロケット「Big Falcon Rocket(BFR)」を米国ロサンゼルスで建造するようだ。

ロサンゼルスのEric Garcetti市長が16日、ツイッターで「間もなく正式発表する」と“予告”した。
・ハードウェアの搬入開始
ツイートによると、BFRはロサンゼルス港で建造される。

Space XはFalcon HeavyやFalcon 9といったロケットをカルフォルニア州のホーソーン工場で建造したが、BFRを建造するにはそこは手狭で、Space X社は3月に同港内の18エーカーもの敷地を30年間リースする契約にサインしていた。

すでに、敷地へのハードウェア運び込み作業が始まっているようだ。
・ペイロード50トン超
構想によると、BFRは長さ106メートルもあり、月や火星、さらにはその先への飛行も見据えている。ペイロードはFalcon Heavyの30トンを大幅に超える50トン超を見込む。

Garcetti市長はツイッターで「このロケットはかつてないほど宇宙の遠い彼方へ私たち人間を連れて行ってくれるはずだ」とコメントしている。

ちなみに、この巨大ロケット、マスク氏は宇宙の彼方を目指すだけでなく、地球上のあらゆる都市を短時間で移動する手段にもなるとしている。

実際にロケット建造が始まれば、また大きな話題となることは必至だ。

Mayor Eric Garcetti/Twitter

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