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細田守『未来のミライ』がカンヌ監督週間に選出 上白石、星野源らも祝福

2018年04月17日 20:11  CINRA.NET

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『未来のミライ』ポスタービジュアル ©2018 スタジオ地図
細田守監督の新作アニメーション映画『未来のミライ』が、5月8日に開幕する『第71回カンヌ国際映画祭』監督週間に選出。公式上映されることがわかった。

7月20日に日本公開される『未来のミライ』は、4歳の少年くんちゃんが未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、初めての体験を繰り返しながら成長していく様を描くファンタジー作品。4月17日現在で86の国と地域での配給が決定している。

『カンヌ国際映画祭』監督週間は映画祭から独立した並行部門で、フランス監督協会が主催。今年は1609本の応募作から20本の長編作品が選出され、アニメーション作品では『未来のミライ』が唯一正式招待された。細田監督の作品が監督週間に選出されたのは今回が初めて。

細田監督は「日本よりも早く世界で最初の上映がカンヌ映画祭・監督週間と聞き、ただただ驚いています。世界の人々に4歳の男の子を主人公とする『家族』の映画をどう受け取ってもらえるのか、非常に楽しみです」とコメント。

主人公くんちゃんの声を演じる上白石萌歌は「初主演を務めさせていただいた素晴らしい作品と一緒に、憧れのカンヌに行くことができるなんて、この上ない幸せです」と喜びを語っている。

また同じく声優を務める黒木華は「くんちゃんを軸とするこの『家族』の映画が、世界の方々の心にどのように響いていくのかとても楽しみです」、星野源は「あの家族と家庭がカンヌでどんな風に伝わっていくのか、楽しみです」、麻生久美子は「カンヌ映画祭に『未来のミライ』が選ばれたこと、大変光栄に思います。細田監督が華やかな舞台に立たれると思うと本当に嬉しいです」とコメントを寄せている。

監督週間の公式記者会見では「日本アニメへの賛辞であり、細田守への賛辞である」というコメントと共に選出が発表。映画祭へは細田監督と上白石の参加も予定している。

なお『第71回カンヌ国際映画祭』コンペティション部門には、是枝裕和監督の新作『万引き家族』、濱口竜介監督の新作『寝ても覚めても』が正式出品される。

■細田守監督のコメント
スタッフみんなでがんばって作品を作っておりますが、日本よりも早く世界で最初の上映がカンヌ映画祭・監督週間と聞き、ただただ驚いています。世界の人々に4歳の男の子を主人公とする「家族」の映画をどう受け取ってもらえるのか、非常に楽しみです。

■上白石萌歌のコメント
初主演を務めさせていただいた素晴らしい作品と一緒に、憧れのカンヌに行くことができるなんて、この上ない幸せです。小さなお兄ちゃんが見せてくれる美しい世界が、話す言語も価値観も違う世界中の方々の目にどう映るのか、とても興味深いです。わたしの愛おしくて大切なこの作品が広がっていくことにワクワクしています!

■黒木華のコメント
カンヌ映画祭・監督週間での上映おめでとうございます!
くんちゃんを軸とするこの「家族」の映画が、世界の方々の心にどのように響いていくのかとても楽しみです。
そして、そんな小さなくんちゃんの大きな世界の冒険に少しでも関わることができてとても嬉しく思います。

■星野源のコメント
細田監督、選出おめでとうございます。
あの家族と家庭がカンヌでどんな風に伝わっていくのか、楽しみです。

■麻生久美子のコメント
カンヌ映画祭に「未来のミライ」が選ばれたこと、大変光栄に思います。
細田監督が華やかな舞台に立たれると思うと本当に嬉しいです。
監督、おめでとうございます!!