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スーパーGT鈴鹿公式テスト:2日目午前もRAYBRIG NSX-GTが首位。MOTUL GT-Rが続く

2018年04月17日 12:51  AUTOSPORT web

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スーパーGT鈴鹿公式テストの2日目午前トップタイムを記録したRAYBRIG NSX-GT
4月17日、鈴鹿サーキットでスーパーGT公式テストの2日目午前のセッション3が行われ、GT500クラスでは前日のセッション2に続きRAYBRIG NSX-GTがトップタイムをマーク。MOTUL AUTECH GT-Rが2番手、KeePer TOM'S LC500が3番手に続いた。GT300クラスはシンティアム・アップル・ロータスがトップタイム。K-tunes RC F GT3が続いている。

 2日間に渡って行われているスーパーGT鈴鹿公式テストは、4月17日に2日目を迎えた。この日は雨の心配もあったが、幸い朝9時のスタート時の鈴鹿は曇天。序盤、ほんのわずかに小雨が舞うことはあったが、路面を濡らすことはなくドライのまま走行が行われた。

 序盤から各陣営ではロングラン等を繰り返したが、終盤にはジェームス・ロシターがドライブしていたWAKO'S 4CR LC500がヘアピン立ち上がりでコース上にストップ。この回収のために一度目のレッドフラッグが提示された。

 また、チェッカーまで残りわずかというところで、GULF NAC PORSCHE 911がデグナーでコースオフしストップ。また、MOTUL MUGEN NSX-GTが東ショートカットでマシンを止めたため、二度目の赤旗提示。そのまま再開なくセッション3は終了した。

 最終的にトップタイムをマークしたのは、ジェンソン・バトンから山本尚貴に交代しながら周回を重ねたRAYBRIG NSX-GTで、前日のセッション2に続きトップタイムとなった。2番手にはロニー・クインタレッリから松田次生に交代したMOTUL AUTECH GT-Rに。3番手にはKeePer TOM'S LC500が続き、ふたたび3メーカーがトップ3を分け合った。4番手にはARTA NSX-GT、5番手にはEpson Modulo NSX-GTと、NSX-GT勢が続いている。

 GT300クラスは、前日からトラブルを抱えていたSUBARU BRZ R&D SPORTがこのセッションではコースインを果たしたものの、ピットに長く留まる時間も。また、D'station Porscheなどにも大事ではないがトラブルがあったようで、周回数が少なくなっている。

 そんななか、トップタイムをマークしたのはこちらもセッション2に続きシンティアム・アップル・ロータス。ニュルブルクリンク24時間の予選レースから帰国した中山雄一も乗り込んだK-tunes RC F GT3が2番手に。同じくドイツから鈴鹿に駆けつけた松井孝允、そして今回第3ドライバー登録されている土屋武士が乗車したHOPPY 86 MCが3番手につけた。4番手にはLEON CVSTOS AMG、5番手にはHitotsuyama Audi R8 LMSとGT3勢が続いている。

 この後、天気予報では鈴鹿には雨が降る予定となっており、午後の走行はウエットに転じることになりそうだ。