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小泉今日子&東出昌大がナビゲーター『ピース・ニッポン』公開へ 日本の美しさを4K解像度で映画化

2018年04月17日 07:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 日本津々浦々で撮影された映像を厳選し、4K解像度で映画化した『ピース・ニッポン』が、7月14日より全国ロードショーされることが決定した。


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 本作は、8年の歳月をかけて、数年間に一度だけ、“一期一会”でしか出会えない神々が宿る美しい瞬間を追い求め、全国47都道府県・200箇所以上で撮影された映像を厳選し、4K解像度で映画化した、111分の日本を巡る旅。紅葉の中虹色に輝く那智の滝、雲海に浮かぶ竹田城、そして熊本地震により崩落する前の天空の道など、空からとらえた見たことのない絶景の数々を収め、知っているようで知らなかった日本人特有の精神やルーツを紐解いていく。


 神道と仏教が混交していく中で、日本人が持つようになった特有の精神や自然感にフォーカスする「日本の精神」、世界に類を見ない豊かな気候風土が生み出す変化を巡る「日本の四季」、そして、日本列島を南から北へ、簡単には出会うことができない奇跡のような瞬間を紡いでいく「一期一会の旅」の3部構成となる。


 ナビゲーターとして、小泉今日子と東出昌大が参加。後世に遺したい“本当の日本の美しさ”を巡る旅への案内人として、2人が作品に華を添える。なお、東出が映画作品のナレーションを担当するのは本作が初となる。


 監督を務めるのは、映画『FOOL COOL ROCK! ONE OK ROCK DOCUMENTARY FILM』『TAJOMARU』の中野裕之。音楽は海外でも高い評価を受けているアンビエント・アーティストの岡野弘幹が手がける。さらに、映画の劇中歌には竹内まりや「いのちの歌」が決定。その他にも、劇中では細野晴臣「悲しみのラッキースター」から「ボレロ」「星に願いを」まで、日本の名曲から世界的スタンダード・ナンバーまで、様々な楽曲が使用される。


【中野裕之監督 コメント】
この映画は、日本を映像や写真や音声で後世に遺すプロジェクトが作り上げた、日本の美しい映像を見ながら、
日本人の精神の歴史や全国の美景を一度に見ることができる、いわば日本のベスト盤です。お寺と神社の違いを、海外の人と同じくらい知らない世代が増えました。一度見るとプチ日本通。活性化したい地方を支援し、日本に恋する人を増やして日本を元気にしたいと思って8年間撮影しました。全国の撮影者が一期一会で出会った美しい日本を見て恋してください!


※4K上映は一部4K上映対応劇場のみ


(リアルサウンド編集部)