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二宮和也、不安げな竹内涼真を「大丈夫」と励ます 『ブラックペアン』舞台挨拶で見せた仲睦まじさ

2018年04月16日 16:51  リアルサウンド

リアルサウンド

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 4月22日からスタートするTBS系列日曜劇場『ブラックペアン』の第1話プレミアム試写会&舞台挨拶が4月16日、東京・丸ビルホールで開催。主人公・渡海征司郎を演じる二宮和也(嵐)を筆頭に、竹内涼真、葵わかな、加藤綾子、加藤浩次、小泉孝太郎、内野聖陽が登壇した。


参考:衣装姿の二宮和也たち【写真】


 本作は『チーム・バチスタ』シリーズで知られる海堂尊の小説『新装版 ブラックペアン1988』を原作にした医療エンターテインメント。東城大学医学部付属病院に突如導入されることになった手術用最新医療機器・スナイプをめぐり、手術成功率100%を誇る天才外科医で“オペ室の悪魔”の異名をとる渡海が、大学病院という巨大組織に立ち向かっていく。


 2008年の『流星の絆』以来10年ぶりとなるTBSドラマ出演となった二宮は、この日の朝に完成したばかりの第1話を観客や共演者と一緒に鑑賞。「僕も観てないシーンがあったので、ようやくすべてが繋がったなと思いながら楽しく観れました」と嬉しそうな表情を浮かべた二宮は、自身が演じる役柄については「自分が患者さんだったら、こんなに冷たい人嫌だなって思う」とさらりと本音を漏らした。


 劇中で最大の見どころとなっているのは、リアルな手術シーン。その撮影には実際の手術さながらに10時間以上の時間がかかったようで、苦労して作り上げたシーンが完成版では数分間にまとめられたことに「ショックだよね~」と顔を見合わせる二宮と竹内。


 また、多くの医療用語を自然に喋らなければならない難しさも明かす。劇中でモノローグを担当している竹内は「本当に苦しくて、文章の最後に言いづらい言葉がくると息が続かなかったりして苦しいです。これから10話までアフレコしていくのがすごく嫌です……」と本音を吐露。出来栄えに不安を覚える竹内に二宮が「大丈夫だよ」とあたたかい言葉をかける一幕も。


 そんな中、番組公式Twitterで募集した中から最も多かった「自分でブラックだなと思う一面を教えてください」という質問に答える出演者たち。二宮はしばし考えたのち「ドラマや映画に決まったら嬉しいと思うけど、撮影に入って時間が過ぎていくと、早く終わらないかなあと考えてしまう」と明かし「自分の役が死んだら休みになるのかな」と、会場の笑いを誘う。


 一方で「自分より年下に対して強気でいきたがるんです」と明かす竹内は、撮影現場だけでなく壇上でも最年少の葵にやたらと強く当たっていく。その理由を訊かれた竹内は「手術シーンで先輩俳優たちに囲まれて肩身がせまいから」と「自分の妹に雰囲気が似てるから」としおらしく答え「だから強くいきたいんです!」と、また普段のイメージと違う一面を垣間見せた。(取材・文・写真=久保田和馬)