映画『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』が7月から東京・TOHOシネマズ 上野ほか全国で公開される。
同作は『ひつじのショーン』『ウォレスとグルミット』などを制作してきたニック・パーク監督とアードマン・アニメーションズの共作によるストップモーションクレイアニメーション。先史時代を舞台に、原始人という意味のアーリーマンの少年・ダグが、部族の仲間たちと相棒のブタ・ホグノブと暮らしていた故郷を奪われ、ブロンズ・エイジ・シティの暴君・ヌース卿にサッカーで立ち向かっていくというあらすじだ。原題は『EARLY MAN』。
声の出演者は、少年・ダグ役をエディ・レッドメイン、ブタのホグノブ役をニック・パーク、暴君・ヌース卿役をトム・ヒドルストン、部族の長老ボブナーをティモシー・スポールが務める。
公開されたティザービジュアルでは、サッカーボールを抱えたダグとホグノブが、火山を背景にしたスタジアムの芝生に佇む姿が描かれている。
ニック・パーク監督は「脚本全部を100回くらい書き換えていきます。撮影を始める前にそういうことが2年くらい続くのです。まるで映画を2回作っているような気持ちになります!」と語っている。
■ニック・パーク監督のコメント
脚本だけでも3年以上かかっています。マーク・バートンは私と一緒に脚本に取り掛かり、それから『ひつじのショーン』シリーズに移り、そして再び今作に戻ってきました。脚本全部を100回くらい書き換えていきます。撮影を始める前にそういうことが2年くらい続くのです。まるで映画を2回作っているような気持ちになります!でもそれだけの価値があるのです。