2018年F1中国GP決勝で、メルセデスのバルテリ・ボッタスは2位だった。
■メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ
バルテリ・ボッタス 決勝=2位
残念な結果だ。ポディウムを勝ち取ったというより、優勝を逃したという感が強い。レース序盤の状況や、アンダーカットがうまく決まったことを考えると、2位は僕らが狙っていた結果ではないからね。
チームは本当にいい仕事をした。ピットストップはパーフェクトで、タイミングも適切だった。どこでレースに負けたかと言えば、それはやはりセーフティカーだ。セーフティカーが出動した時、セバスチャン(・ベッテル)と僕はもうピットの入口を通り過ぎていた。その点で、ちょっとアンラッキーだったよ。僕らより後方のドライバーたちはすぐに反応できたけど、僕らはそのまま行くしかなかった。
ピットに入ったドライバーたちはフレッシュなタイヤを手に入れた。だが、僕は40周近くをミディアムで走りきるしかなくなり、当然のことながら、終盤にはペースが落ちた。
レッドブル、フェラーリ、メルセデスの差はごく僅かだ。これからも着実にクルマの開発を続ける必要がある。
先週に続いて、今週も勝てそうだったレースを落として、気分としては最悪だ。だけど、僕もチーム全体も、こういう結果によって一層ハングリーになっている。ありがたいことに、まだ残りのレースはたくさんある。