2018年F1中国GP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーはリタイアした(20位完走扱い)。
レース中盤、ガスリーがターン14でブレンドン・ハートレーをオーバーテイクしようとして2台は接触。スチュワードはこのアクシデントを審議した結果、責任は主にガスリーにあるとして、10秒のタイムペナルティを科した。ハートレーはその後も走り続けたが、残り5周で、ギヤボックストラブルが発生したためリタイアするとチームから指示された。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ブレンドン・ハートレー 決勝=リタイア(20位完走扱い)
きつい一日だった。レース序盤、ウルトラソフトでグリップが全く得られず、それが戦略に影響した。グリッド後方からのスタートだったので、チャンスをつかむために2台で違う戦略を試した。でも残念ながらうまくいかなかった。
ピエールとの事故に関しては、あれは単に意思の疎通ができていなかっただけだ。僕らは全く違う戦略で走っており、チームがポジションを入れ替えると指示した。僕は、レース序盤と同じように、ターン14の出口で譲るつもりだった。でも、2回目の時に同じことをしようとしていたら、エイペックスで後ろからヒットされたんだ。
その後、レース終盤、チームがギヤボックスに問題を見つけたため、リタイアしなければならなかった。長い午後だったよ。
(ガスリーとの接触について聞かれ)意思の疎通ができていなかっただけだよ。どうも彼は僕がコーナーの入口でドアを開けたと考えたみたいだね。そんなことはなかったんだけど。