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トーニャ・ハーディング、人気ダンス番組出演決まり「やっと世間に受け入れてもらえた」

2018年04月15日 20:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

パートナーを務めるサーシャ・ファーバーもトーニャを絶賛!(画像は『Good Morning America 2018年4月13日付Twitter「#DancingOnGMA: @SashaFarber & Figure Skating Legend Tonya Harding!」』のスクリーンショット)
米時間13日、今月30日から米ABCで放送されるダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』の出演者が発表され、元フィギュアスケーターのトーニャ・ハーディング(47)の出演が明らかになった。『グッドモーニング・アメリカ』に生出演したトーニャは放送終了後、人気番組出演への抱負を語っている。

1991年の全米選手権でトリプルアクセルに成功し米国初、世界では伊藤みどりに次ぎ史上2人目の快挙を果たしたトーニャ・ハーディング。苦労の末にやっと栄光をつかんだものの、1994年の「ナンシー・ケリガン襲撃事件」により“世界一悪名高きスケーター”としてフィギュアスケート史に名を残すこととなってしまった。

世界を震撼させたこのスキャンダルによりフィギュアスケート界から永久追放されたトーニャはその後、バンドを組み歌手活動を行ったり、ボクシング界でデビューを果たすも“世紀の嫌われ者”のイメージが払拭されることはなく、姿を現すその先々でブーイングを浴びるなどの冷遇を受け続けてきた。

そして事件からまもなく四半世紀を迎えるなか、米国で昨年公開された映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』で自身の波瀾万丈な人生が描かれると、トーニャは再びスポットライトを浴び始める。映画公開に合わせ多くのインタビューに応じ、試写会や授賞式に出席、まるで大物女優のような忙しさとなった。

そんなトーニャがこのほど、米国の人気ダンス番組『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ』のアスリート版に出演することが決まり、喜びをかみしめているようだ。『グッドモーニング・アメリカ』の放送終了後に『Us Weekly』のインタビューに応じたトーニャは、このように語っている。

「やっと世間に受け入れてもらえるようになって、とても嬉しく思っています。(『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』のような)素晴らしい番組への出演機会をいただけたことや、この番組を通しての新しい出会いには、感謝の気持ちでいっぱいです。本当に感無量です。」

さらに、「私にもできる、そう自分自身に証明したいですね。愛する家族や友人のためにもベストを尽くすつもりです」と優勝への心意気もちらつかせた。

トーニャとパートナーを組むサーシャ・ファーバーも「米国の皆さんがまだ知らない、“トーニャの素顔”を知ってもらいたいですね。自身を描いた映画が大ヒットを遂げ、快進撃が止まらない彼女ですが、今度は(トーニャ自身が)それを証明する番です。言ってみれば、挽回のチャンスですよね。とにかく彼女には楽しんでほしいと思います」とサポートする姿勢を見せた。

なお『ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ:アスリート』には、平昌五輪米代表の長洲未来も出演する。世代を超えた2人の“トリプルアクセル女王”の対決にも全米の注目が集まっている。

画像は『Good Morning America 2018年4月13日付Twitter「#DancingOnGMA: @SashaFarber & Figure Skating Legend Tonya Harding!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)