2018年F1中国GPの土曜予選で、レッドブル・レーシングのダニエル・リカルドは6番手だった。
リカルドはFP3で走行中にエンジントラブルに見舞われ、リヤから白煙が上がり、マシンをコース脇に止めなければならなかった。これにより、ICE(エンジン)、ターボ、MGU-H、MGU-Kを交換した。
リカルドは前戦バーレーンGP決勝は2周目に電気系のトラブルによりリタイア。その後、エナジーストアにダメージがあることが分かり、中国GPに向けてエナジーストアとコントロールエレクトロニクスのそれぞれ2基目を投入したばかりだった。
■アストンマーチン・レッドブル・レーシング
ダニエル・リカルド 予選=6番手
予選に出ることができて嬉しいし、素晴らしい仕事をしてくれたメカニックたちに感謝したい。彼らはエンジン交換にかかる時間の記録を塗り替え続けてきたけれど、今回もやってくれた。14時ごろ、彼らは準備をするようにと言ってきたが、不可能だと思っていたんだ。(予選に)出られることを期待していなかったけれど、準備はできていたし、出られた時には興奮したよ。
今朝起きたことはメカニックのせいではないのに、彼らは時間に間に合うよう、マシンに新しいエンジンを載せるというプレッシャーにさらされた。でも、とてもうまくやってくれたよ。
最終的には比較的近いタイム差でトップ6の最後尾につけることになった。理想的ではないが、総合的に考えると悪い午後ではなかったし、チームが僕を予選に送り出してくれたことに、ただただ感謝している。
明日、僕の前のライバルたちは全員がソフトタイヤでスタートすると思う。僕とマックス(・フェルスタッペン)はウルトラソフトでのスタートになるので、戦略が間違いなく大きな役割を占めることになるだろう。それが僕らが表彰台に上がるための助けになることを願っている。
(ロイターから、ルノーのパワーユニットの信頼性が向上することへの期待が薄れつつあるのではないかと聞かれ)僕は希望を捨てたりはしない。ただ、徐々に楽観的に考える気持ちの余裕が減りつつあるのは確かだ。